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よもやま話
一恵がみどりを箱車に乗せて鶏舎へ卵集めに行っちゃいました。
母親のさきが窓の外にみる二人を見つけて走ろうとしたとき、おっきいばあちゃんが
「あいつらの好きにさせとけ」と一喝。
シブシフ座り込むさき....クスクスと陰で笑う私。
子どもらが戻ってきた。
「たらいまぁ~」の声が事務用品のない事務室に響く。
始まるぞぉ~.....卵レース。
バタバタバタと子どもらの足音がする.....が、転ぶ音はしなかった。
あとで聞けば....みどりは彩子が背負って仏間へ行ったそうだ。
みどりが転んで卵をつぶして.....ベトベトになった後始末をさせられるのが嫌だから....なんですと。
パソコンの前にいる私のところに現れたぁ~....その子どもらの手にはしんばあちゃん(一恵とみどりの祖母)が作った大学いもがのっかったお皿。
ってことは....みどりを見たら....手遅れ。
手も顔もお腹のあたりもベトベト。(^^ゞ
まっ、母親のさきの出番だ。
私は....あっち向いてホイッしてよう。(笑)
昨日のお昼過ぎ....母屋の前のベンチに一恵と一緒に座ってアイスを舐めていたら素子さんが現れた。アイス持参で。(笑)
一恵が横に居るうちは三人でテレビのアニメの話し....ボスに(樺太犬)に呼ばれるようにして走って行ったあとは....素子さんの身の上話。
聞くも涙、語るも涙....笑って良いともずっこけ人生。
と、まぁ~、笑い転げた。
遠くに見える父ちゃん(のりさん・私の夫)としんちゃん(さきの夫で一恵の父)の二人....杭打ちをやっている。
一恵、ボスと走って行ったのは....そこかぁ~。(笑)
なんとも、面白みのないネタばかし。
最近、事件がないからなぁ~。
★★★
山菜採り
昨日、おっきいばあちゃんが「ふき採」りに行くと言い出し...
しんばあちゃん(しんちゃんの母で一恵やみどりの祖母)と静ばあちゃん(私の母で彩子や則子の祖母)そして、素子さん。
加えて、子どもら三人+みどり....
私とさきは留守番&働いてくれてる人たちの昼ご飯の支度や洗濯など。
おっきいばあちゃんが彩子にキャタを持ってこいと言えば....ばんま(農耕馬)で行こう言い出して、ばんまが引く馬車で出かけることに。
お昼のお弁当やお茶やお湯のポット持参で....まるで、婆さん連中のピクニックだよ。(笑)
さきはストレートに「老人クラブだなっ」。。。
彩子と一恵の二人で荷車に用意してばんまにセット。
最近、彩子一人でも出来てしまう。
一恵は....覚えようと必死で彩子を手伝う。
荷車は荷台だけで飾り気は何もない。
車のタイヤの廃品利用で父ちゃんと友人の修理工場の合作。(笑)
で、10時過ぎに行っちゃいました。
今どきのフキは、小さいから漬け物用にはならない。
即...食べるためのもの。
茎が長くて20センチぐらいまでの小さいもの。
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夜の飲みの会の時に聞く話しに笑った笑った。
みどりもしっかりとお手伝い。
一恵から小さなフキを受け取ると馬車の横のおっきいばあちゃんへせっせと運ぶ運搬係。
でも、一本ずつ....(笑)
ヨッタヨッタの転びながら。
飽きて来ると馬車の横で、おっきいばあちゃんが切り落としたフキの葉をそこらにボイする係へ変身。。。
本人は真剣だったそうだ。でも、楽しそうに。
張り切っていたのは....素子さん。
生まれて初めての山菜採り。
キツネも見ては歓声をあげ....タヌキを見ては歓声をあげる。
トビが空を舞う姿にうっとりしたり....おにぎりを美味しそうに食べたり。
野外で、こんな風に食べたのも初めてだとか。
遠慮の知らない一恵が「おばちゃん、うっちゃいね」。
と、素子さん....「熊も近くで見たいな」と言い出し
一恵が「行っか」と言っておっきいばあちゃんの拳骨をもらう。(笑)
「見るもの聞くものみ~んな新鮮....香るものは違うけど」と、素子さんが口にすれば
一恵が「かおるって?」
「臭うってこと」
「なにが?」
「一恵のおなら」
えへへっと笑う一恵なら....しんばあちゃんにズボンとパンツを脱がしてもらい....駆けていく。
素子さんが「一恵、どうたの?」
彩子が「うんちん」
そんな野ぐそを見るのも初めて。(笑)
しばらくして一恵の叫ぶ声....しんばあちゃんが、お尻拭きに行けば....ボス(樺太犬)が後始末に走る。
一恵の愛犬ボスが蹴って一恵のうんちをまき散らす。(笑)
それも、素子さんには新鮮に映る。
臭いのになぁ~。マジで。
などなどの久々の政治の話し抜きの飲みの会でした。
★★★★
朝の生卵レースなどなど・つづき編
卵、鶏舎....仏壇の住民たち....そして子どもら。深い繋がりがあるんです。
では、上の文章からのつづきです。
とにかく、朝早くから子どもらだけで鶏舎へ出かけていくだけでも不思議に見えた素子さん。
子どもら全員が持ち帰った卵を一個手にして....母屋の中を横断して奥の仏間へ走ります。
そして大声での話し声...続いて、彩子の簡単な読経でチーン....
それから居間へ現れる子どもらの手には....美味しそうなものが。って、お供物。
生卵は?
仏壇の前に。
ここが不思議だったそうです。
彩子が生まれて...さきの父親とさきの育ての親のような敏子さんが一緒(結婚)になってこの地へやって来た。
亡くなったじいちゃんがの病気が極端に悪化して....完全な末期症状。
そして、その当時を語った敏子さんのブログが
「母ちゃんの原っぱ」
まるで、そのまま映画のタイトルになりそうだった.....。
語られる文章も....まるで物語。
歩き始めた彩子....亡くなったじいちゃんが大工仕事をする足元で遊ぶ。
出てくる木屑を積み木にして....
名実共にさきの母親になった敏ちゃん(敏子さん)....亡くなったじいちゃんやおっきいばあちゃんと気が合う。
おっきいばあちゃんは、当時、周囲に....「娘が帰って来た」なんて話すし。
亡くなったことはみんな知ってるよ。
葬儀をしてくれたし....その時は、私は....別な町でさきが言う保健室の女をやってました。
そのさきが高一の時でした。
敏ちゃん、牛飼いのところに来たものの....大きな牛が苦手。
その当時、倒れそうな作業小屋にくっついて小さな鶏小屋がありました。
鶏なら、敏ちゃんが生まれ育った農家で世話していたから得意。
と、ばかりに、せっせと鶏の世話を始めました。
とにかく、鶏小屋は臭い。
敏ちゃんが来る前は、私が卵を集めました。
ざるに数個....(笑)
息を止めて小屋に入り....卵を集めると飛び出してきます。
大変だったぁ~。
敏ちゃん、そんな鶏小屋を今の鶏舎あたりにみなさんの手助けで古材を使って新築。(これも小さかったけど、そこそこに広い)
彩子がそんな敏ちゃんの後ろを付いて歩いて手伝いました。
プラスチックのおもちゃのヘルメットをかぶり、目にはスキーのゴーグルをして、背中にはプラスチックの刀を背負い。
鶏たちと喧嘩ごっこ.....敏ちゃんが「やめなさぁ~い」と怒鳴ると、鶏も彩子もおとなしくなる。
それを真似た彩子が....その後、喧嘩ごっこをしてやめるときに「やめぇ~」と叫ぶと鶏はたちはおとなしくなる....と、いう珍事が見られるようになりました。
せっせと鶏の世話をする敏ちゃんと彩子....鶏の数も増えてきました。
なにせ、小屋の中は放し飼い....卵は受精卵。
手狭になってきたとき....事件が発生しました。
キツネの進入で大被害。
泣き叫び復讐を誓う彩子なら....敏ちゃん、夫のさきの父と相談し、キツネが進入しない小屋を建設。
それが、今の鶏舎。
床から立ち上がりまで完全なコンクリートで厚い。
そして鉄骨作りで体育館のようにでかい。
屋根が高くて換気扇が超大きいと....臭いがこもらないから、あの鶏舎の独特の臭いにおいがなくなった。
でも、広くなったと言うことは....卵集めが卵探しに変わった。(笑)
彩子も敏ちゃんも簡単に見つけるけどね。
その後、則子が鶏舎デビュー。
続いて、一恵も鶏舎デビュー。
今のようになったわけ。
ただ、則子が一歳にならないとき....敏ちゃん、則子をあやしていて、そのまま息を引き取った。
彩子、一人で鶏舎を仕切る。
おばちゃん(敏子さん)と約束した.....鶏たち、頼むね。
そんなこんながあって....生卵を仏壇に持っていくのは、今日、こんな卵だったよ....と報告もあるわけ。
敏ちゃん、本当に彩子を可愛がってくれた。
ここまで話して素子さんの顔を見たら.....涙を落としていた。
★★★
朝の生卵レースなどなど
昨日日記(笑)....お昼過ぎも過ぎで流し(台所)の洗い物も終わり母屋の玄関先のベンチでアイスをナメナメしてると、素子さんが横に座って私に話しかけてきた。
そこに、一恵がやって来て.....「わっ、おばちゃん、それどこにあった?」とアイスを指さす。
まだ、舐め始めたばかり....一恵に差し出すとニコッとして受け取り....ワン公たちとほとんど水のない小川の方へ行っちゃいました。
私は左右両方のポケットか二個のワンカップ(日本酒)を取り出すと一個を素子さんへ手渡した。
それを、チビチビとしながら....話を聞いた。
毎朝、鶏舎から集めてきた卵から子どもら一個....手にすると仏壇に走りお供物と交換する....このことに関しての質問だった。
うーん、答えに困った。(笑)
話せば長いことになるし......
素子さん、仏壇にお供えものなら、生ものは.....ちょっとねぇ~....と言う。
まぁ~、ごく一般的な考えなら、そうなるのかなっ。
でもさ、その卵、鶏舎....仏壇の住民たち....そして子どもら。深い繋がりがあるんです。
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わっ、緊急事態発生。
さきじいちゃん(さきの父)が牛舎で転んでケガ。
救急箱をもって走ります。
また、後で.......
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