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北海道は道東の隅っこ。そこの牧場のお話。 母ちゃんと子どもらの物語。
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やっと晴れました....と言ったかんじかなっ。
朝ご飯が終って、それぞれの仕事が始まって、ボソボソと終って....まりちゃん三輪バイクに乗り、みらいは後ろの籠に立ってまりちゃんの首にしがみつく。
発進.....
母屋の周辺を走り回ってる。(笑)
タロとジロ(アイヌ犬)があとを追って走ってる。

エンジンを轟かせて、作業場のシャッターのところに来ると....二人は降りて入ってきた。
あら? みらいが泥だらけ?
あっ、三輪バイクで水たまりを走り抜けたな。
泥の跳ね上がりで....
あのバイク、後輪に泥よけがついてないんだ。(笑)

作業場のシャワーでまりちゃんに洗ってもらって....はい、乾かすぞっ。
未だに火を落とせない薪ストーブの前でお尻あぶり....
今日は臭いがしないね。おしっこ臭さ。(笑)
チビタ(豚)がみらいに近付いてくる。
みらい、そのチビタの背をピシャッとたたくと、チビタはゴロッと横になる。
そこに、みらいが腰掛ける。(笑)
ホラホラ、母屋から多恵(みらいの母)が下着を手にして走ってきた。
上着は?
真っ赤なっつなぎの一つ星作業服。
靴は....真っ赤なゴム長靴。
帽子は一恵から貰ったレッドベレー。(ぜんぜん大きいけど)
英軍空挺部隊の徽章がついてる。本物。
彩子から一恵にいって....みらいへ。
その一恵は最近、ネットで手に入れたグリーンベレー.....を愛用してる。
わが家のミリタリー族ども。(笑)
銃は.....なんたってすごいよ。
どでかい水鉄砲。
みんな....勝手に迷彩処理してる。まっ、塗ってるってことね。

だいたい、一昨年前までは、動物園や陸自駐屯地創立記念日には、子供ら全員が迷彩服。
頭から足まで完全装備。
恥ずかしいって.......。
観閲行進が始まると、観客の前列で子供ら整列の敬礼.....。私、逃げます。
必ず、一両ぐらい....まじめに敬礼を返してくれる車両指揮者がいるんだ。

昨年は迷彩なし。
でないと、連れて行かない....の脅しが効いた。(笑)母親の特権だい。

さて、みらいに約束させられたコンビニ弁当を買いに行ってくるか。
遠いなっ。隣町だよ。
まっ、いいか。


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しんばあちゃん(しんちゃんの母で一恵やみどりの祖母)が母屋の前で子供らの手を借りてレンガを積んでました。
バーベキューの為に?
ガッチリと固めて.....うーん。

一恵の解説によると、焼肉などで炭火を使った後に、あそこに移してお湯を沸かしたり焼き物をしたりするそうだ。
ただ、炭に水をかけて捨てるのはもったいないもんね。ここは大量だから。(笑)
あのレンガ....随分前にサイロを解体したときに出たもんだ。
父ちゃんと彩子が使えるレンガを保存しておいたんだね。

おーい、出来たぞっ!
つなぎの作業服.....。
真っ赤な作業服の背中には「Milky-Land-Hokkodo」の文字が貼り付けてある。
襟には小さな金の星が.....彩子が三つ、則子が二つ、後は全員....一つ。
階級章なんだと。(笑)



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昔々、北海道の東の端のちょっと内陸部に一人の男が入植しました。
木を切り倒し...草を刈り....出来た小さな空間にそれは小さな家を建てました。
屋根に壁がある一間の家でした。

毎日、毎日....木を倒し、草を刈り.....暑い夏も終るころ....小さな畑が出来ていました。
でも、もうじき冬が来る。
男は役場の口利きで春まで伐採の仕事につきました。
寒い冬がやって来て飯場の仲間と過ごす毎日....きつい仕事でも語り合う楽しみがありました。
雪が解け始めると、男は飯場を後にして小さなわが家へ帰りました。

数日が経ちました。
飯場の仲間だった男が手紙を預かり届けに来てくれました。
秋田の本家からでした。
えっ!飛び跳ねるほど驚きました。
「両親がここに来る」

寝るところがない....
男は、開墾の合間に小さな家を改築....少しだけ大きくなりました。
そうだ、お風呂もないと母ちゃんが困る。
そう思うと、せっせと大きなかまど作り、飯場から譲って貰った大鍋を乗せました。
一人では持てません。飯場の仲間が手を貸してくれました。
これが、今もある五右衛門風呂です。


そうこうしてるうちに秋田から両親がやって来ました。
本家の隠居の父が来てしまったと言うことです。
そして、一人の生活から三人の生活になりました。
と、ひと月もたたずして、本家を譲った次男の弟が秋田からやって来ました。
本家の長を三男に譲って....何だかんだで四人になってしまいました。

この長男が、亡くなったじいちゃん(おっきいばあちゃんの夫)であり、その弟というのが厚岸のじいちゃんです。

つづく

★★★

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パラパラ.....ザー....ポツポツ。
ふんな降り方の雨。
母屋の窓から外を見ながらため息をつく。
午前中はしっかりとさきのお手伝いで薪積み作業を終わらせた。
さきは一人で雑木を切りに行った。

おっきいばあちゃんがまりちゃんと多恵に
「どっか連れていってやれ」と一言。
一恵が叫ぶ「コンビニと100円」100円ショップね。
で、車二台で行っちゃいました。

私は...ミシンで子供らのつなぎの作業服を作っていれば、もっちゃんはみどりに頼まれたプラモデルの細部を作ってる。なんでみどりが軍艦のプラ?
マンガの本のプレゼント応募に当たった。(笑)
小さな軍艦だけど組み立てるのがめんどいようだって、それはみらいには無理だなっ。
一恵の話だと架空の軍艦だそうだ。(笑)詳しいね。

しんばあちゃんと静ばあちゃんは....何を思ったのか始めた趣味。
なんと「絵手紙」(笑)
みどりやみらいの絵より抽象画だね。(^。^)


そんなことしてたら、おっきいばあちゃんに子供らから電話だ。
「まんじゅうとケーキ、とっちがいい?」
みらいの声だ。
すると、おっきいばあちゃんが「お前はどっちが食べたい?」
「イチゴのケーキ」
「じゃっ、それだね」
「わかった」
なんか変でない?
おっきいばあちゃんと子供らの会話は、いつもこんな感じ。(笑)

さて、鍋を覗いてくるか。
今日の晩ご飯は.....寒いからと「おでん」なんです。
作業場の廃油ストーブの上でグツグツ。
番兵はチビタ(豚)とワン公たち。
うっかりしてるとキツネが入ってひっくり返すからね。

あぁ~、眠たいなぁ~。

★-★



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雨だ雨だ....一日雨マーク。(笑)
子供らは雨具で完全装備をしてさきのお手伝い。
さきがここ数日、原木を伐って持ってきて....細かく切断し割った薪を積み上げる作業。
言葉で言うより大変な作業だよ。
こうして、雪が降るまで風にさらして水分を吹っ飛ばす。
この薪が、作業場の燃料なんです。
恩恵を受ける私は、飴をなめながら母屋の窓から見ています。
この作業、今回で終わりじゃなく、ひと冬分が確保されるまで続く。
通常、数週間かなっ?

みらい....比較的小さな薪を抱えて運ぶ。
一個運び終えると前身で呼吸。
次を抱えて持ち上げると再び歩き始める。
積み上げる作業は彩子とさき.....
ご苦労さまだね。
今日の晩ご飯はリクエストどおりにライスカレーだぞっ。
らっきょう付きで....(笑)子供ららっきょうが大好物なんです。(笑)

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