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北海道は道東の隅っこ。そこの牧場のお話。 母ちゃんと子どもらの物語。
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昔々、北海道の東の端のちょっと内陸部に一人の男が入植しました。
木を切り倒し...草を刈り....出来た小さな空間にそれは小さな家を建てました。
屋根に壁がある一間の家でした。

毎日、毎日....木を倒し、草を刈り.....暑い夏も終るころ....小さな畑が出来ていました。
でも、もうじき冬が来る。
男は役場の口利きで春まで伐採の仕事につきました。
寒い冬がやって来て飯場の仲間と過ごす毎日....きつい仕事でも語り合う楽しみがありました。
雪が解け始めると、男は飯場を後にして小さなわが家へ帰りました。

数日が経ちました。
飯場の仲間だった男が手紙を預かり届けに来てくれました。
秋田の本家からでした。
えっ!飛び跳ねるほど驚きました。
「両親がここに来る」

寝るところがない....
男は、開墾の合間に小さな家を改築....少しだけ大きくなりました。
そうだ、お風呂もないと母ちゃんが困る。
そう思うと、せっせと大きなかまど作り、飯場から譲って貰った大鍋を乗せました。
一人では持てません。飯場の仲間が手を貸してくれました。
これが、今もある五右衛門風呂です。


そうこうしてるうちに秋田から両親がやって来ました。
本家の隠居の父が来てしまったと言うことです。
そして、一人の生活から三人の生活になりました。
と、ひと月もたたずして、本家を譲った次男の弟が秋田からやって来ました。
本家の長を三男に譲って....何だかんだで四人になってしまいました。

この長男が、亡くなったじいちゃん(おっきいばあちゃんの夫)であり、その弟というのが厚岸のじいちゃんです。

つづく

★★★

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pass
無題
Facebookの方にここ(ブログ)と間違って(思い込んで)コメントしちゃっので…(;´∀`)
ほたる 2017/06/12(Mon)16:00:59 [Edit]
ほたるさんへ
はぁ~い、拝見しました。
名無し 2017/06/12(Mon)17:17:06 [Edit]

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