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作業場の洗濯は最終ラウンドをむかえ....多恵ちゃんも加わって座談会の真っ最中。
もっちゃんが鮭トバを食べながら「久美って面白いね」と言えば多恵ちゃんが「妊娠っておどろいた」
私が「結婚してるんだから、妊娠したって不思議はないでしょう。おどろくって....あんたじゃないんだから」
んっ、いいすぎた?
多恵ちゃん....目頭がうるうる....ヤバッ。
バーンと戸が開いて一恵が現れる。
奥からプラスチックのそりを手にすると....引きずって出て行く。
多恵ちゃん「かずちゃん、どこいく?」
「かっちょう」と怒鳴る声岳が聞こえた。でもさ、それう言うなら滑降だろう。
多恵ちゃん、奥から自分のそりを手に走って行っちゃいました。
もっちゃん「一恵にお礼だね」と笑う。
と、そこに、みとりが飛び込んできた....そりをてにブツブツ。
姉ちゃんさ...自分のしか持ってこないさ...
うーん、そうかいそうかい。はよ行け。
さて、昼の準備にかかるか....、洗濯乾すの、もっちゃん、頼むね。
久美、朝からみらいを抱っこしてたけど.....まだ抱っこしてるかなっ。
そんなことを頭に描きながら母家へ向かった。
★★★
ジムニー....借りてやって来た....と、自慢するけど...そのジムニーは旦那のじゃないの。(笑)
私なら、夫のものは私のもの....借りるなんて言わないで使っちゃうよ。(笑)
特に使うもの....父ちゃんのももひき。(爆笑)
遅ればせながら....おっきいばあちゃんへのお見舞いの品....。
ありふれれた....缶詰詰め合わせ....。三箱も....子供らが喜ぶ品。(笑)
彩子とみどりが好きなのは「もも」
一恵は「みかん」
則子は「パイン」
私は.....あたらない。(--;)
それと、もう一品....毛布....なんじゃ、それ。
合せの毛布なのに軽くて暖か、今流行りの素材で肌触りがいい。マクロフィーバー。
これは、おっきいばあちゃん....喜んだ。
さて、彩子と一恵に入学祝い。
どっちも現金。これはなんたって親が喜ぶ...(笑)
で、型通りの挨拶が終われば....子供らと取っ組み合いの始まり。
だが、どっか変だ.....久美のやつ。
元気がない?
馬力がない?
おっきいばあちゃんが言うには....何かをかばってる?
さきが.....久美に言った。衝撃の発言!
久美...お前....これか?と、お腹をポン。
久美....衝撃の発言。
出来ちゃった..........
さき....衝撃の発言....「 だれの子?」
おっきいばあちゃん....タイミングを逃さずさきの頭を平手打ち。
その平手打ちは、マジに痛かったようだ。
だれの子....って、歳の離れた旦那の子でしょう。たぶん。いや、きっと。マジで....ねっ。うーん。
私、父ちゃんに引っぱたかれそう。(;^_^A
妊娠.....あれ? 何カ月?と首を傾げながらバックから手帳をだして確認してる。
まだ、病院へ行ってない....自分の手帳を見ながら言うには....「あんときだから...4カ月かな」
さきが「あんときって? お前、そんなの記録してんのか」
と、しんちゃんが「記録しておくほど少ないんだっ」でしんばあちゃん(しんちゃんの母)にド突かれた。彩子....あきれ顔でテレビを見始める。
一恵....みどりと覚え始めたパッチを初める。
則子....どこかへ行っちゃった。
多恵ちゃん....漫才みたい....と携帯をし始める。今日、来なかったたかちゃんへ。
なんか雰囲気がシラけた。
で、今日の晩ご飯は赤飯に決定。
おでんも.....。
おっきいばあちゃん....久美に「あんた、旦那は知ってるのかい?」
久美「知らないと思う」
おっきいばあちゃん「電話しなさい」
もう、そういうことだから....私もさきも「だれの子?」なんて疑うんだぞっ。
でも、おめでとう。
★★★★
雪と風.....それは暴風雪。
少し前から、やや雪はおさまってきた。
でも、風は強い。
突風が怖いね。
でも、想像したよりおとなしい感じがする。
子供ら、こんな天気なのに....ボス(樺太犬)だけじゃなくすべてのワン公たちにそりを引かせて楽しんでる。
犬ぞりを初めて見る多恵ちゃん....すっごい興奮気味。
作業場から見てて...もっちゃんが一言「やっぱり、ありゃ、ガキの仲間だ」
私も....「んっ、納得」
いつのまに来ていたのか父ちゃん(のりさん・私の夫)が後ろから
「お前らはばあちゃん連中の仲間だ」だと....
うーん、ムカつく。
お昼ご飯前....久美(おっぱい星人・さきの幼なじみ)から電話。
「今ね、峠、超えた」
さきが「峠って?狩勝峠のことか?」
「んっ、吹雪じゃないよ....行けるわ」
「アホ、なんかあったら早めに連絡しろよ」
「わかった....。車ね借りたさ....ジムニー」
「そこまでするかぁ~」とさきが笑いながら電話を切った。
一恵、そばで代わってもらうため手を出して待ってたのに.....ムスとしてる。(笑)
なにがなんでも来たかった。
相当、気分が沈んじゃったんだね。久美....
あいつ....寂しいさ。子供でもいたら、多少は違ったのにね。きっと。
そうそう、ニュースで.....やってたね。
残念な結果に終わって、安倍総理、涙を流したとか....
さきが「あの人...総理は失格さ、突っ走ると、周囲の空気が読めなくなる」
父ちゃんが「言えてるなっ、あのアラブでの発言がまずかった」
彩子、黙って食べながら....なんか言いたそう。
最近、一言口にする前に言葉を飲み込むだ。
大人になった....というより、なんかさ、寂しいよ。
その分、言いたい放題なのが一恵....
おっきいばあちゃん、2時頃には着くね。
と、久美を心待ちにする。
さきが「2時はちょっと無理かなっ。近道するなっと言ったし」
さきじいちゃん(さきの父)が「今日みたいな日は順路が一番だ」
さき「ジムニーに乗ってるって....あいつ、やるんじゃないか」
「新雪驀進か?」としんちゃんが笑えば、一恵が「お仕置きだぁ~」
昼ご飯が終わって....子供らが久美の寝ること準備してた。
だんだんとみんな手が離れていくなぁ~。(^○^)
★★★★
ジャーン!
爆弾低気圧が暴れ始めたぁ~。
お昼間では比較的....静かだったのに、午後から風が強まり、今では時折、激しく突風が吹き抜けていきます。
雪も降ってます。横殴り、一恵は「雪にびんたされた」と言ってます。
それでも、外で遊びたいんですね。
ただし、天文台の丘の頂上にはたってはいけません。
と、さきから指示が出ました。
万が一、向こう側に転がり落ちたら....熊の巣があるらしいから。使っていない巣穴は発見したもの、現在使用中のものは見つかっていない。いわば、危険地帯に指定された。
母家の前の川のところでも、時折、ドーンと突風が叩きつける。
カチンカチンの川面だから....面白いように滑っていく。
元々、川じゃないから、流れを切り変えた後は水深5~10センチ程度の水たまりが凍ったもの。
だから薄い氷が割れて川底に落ちる心配はない。
しかしだよ、川沿いの谷に沿って風は吹き抜けるから....子供らにとっては面白いらしい。
午前中、さきが久美へ電話をした。
この低気圧が抜けるまで無理して来るなっ。
久美は了解して家にこもるそうだ。(笑)
久美の車は車高の低いスポーツタイプ....ここじゃ、荒れたらジープ系でなければ走行は困難になってしまう。最近流行りの四駆程度じゃ....動けなくなるよ。
私の4WDのハスラーだってアウトだ。
父ちゃんのビッグモンスターか....スノーモービル。はたまた、私の愛車・・・オート三輪車。とてつもないデカサイズのタイヤのオート三輪。
もっと強烈なのは....さきのオート四輪。四輪バイクだね。(笑)
新雪の上をガンガン行ってしまう。私のは前輪が新雪に刺さってしまう。(笑)
なんたって強いのが大型のショベルカー....ここでも、あっちでも除雪に使われる。
もっと頼もしいと言えばキャタベラの運搬車....通称:キャタ。
まぁ~、簡単に説明するなら、屋根のない雪上車....南極探検隊やスキー場などにあるやつを連想すればいいかも。
しかし、何たって最強は....子供らが履くスノーシュー。ハイカラな「かんじき」だね。
お腹すいてエンストしないかぎり、どんな坂でも登っていく。
おぉ~....そうだった。もっと最強のやつがいた。
ボス!(樺太犬)
誰よりも寒い日.....雪や風で荒れた日を喜ぶ......。(笑)
ハスキー犬ですらじっと耐える日でも動き回る。
明日、強烈に荒れたら....子供ら、ボスに犬ぞりを引かせて遊ぶだろうね。きっと。
私は、作業場のシャッターからドアに窓....完全に閉めて....一部、分厚いシートのカーテンをして風をしのぐ。洗濯....休めないし。
すでに、この地方に....風雪注意報が出ている。
ホワイトアウトと吹き溜まりが一番怖い。
★★★
そうは言っても....真夜中には氷点下14度ぐらい。
朝方でも氷点下12度ぐらいはあった。
現在の外気は約氷点下4度....
作業場の洗濯のとき....洗濯機に水が行かない。
あらっ?
どこだ?凍った?
簡易水道の水は出しっぱなしなのに......
調べたよ....もっちゃん(素子さん)と二人で大慌て。
父ちゃんに知れたら....また、怒られるから。口うるさいからなぁ~。
見つけた!
簡易水道の作業場内配管....洗濯機まで伸びてる鉄菅の部分。壁づたいだから.....長い。で、どこの部分が凍ってるの?
そうだ....頼めるのはあの子しかいない。
一恵だ!
もっちゃん、一恵をよびに鶏舎へ走った。
鶏舎には内線電話がないから....。
で、ジャーン!
一恵とみどりがやって来た。
任せておけ....と、ふんぞりかえった態度。子憎たらしい。でも、お世辞を言うしかない。(;^_^A
一恵、作業をしながら私に....「昨日、水抜きしなかったべ」と聞く。してない。(--;)
洗濯機側のところからポンプでエアを送り...長い配管の中の水を押し出す。その作業をしなかった。(--;)
一恵、作業場の奥からゴムホースを引っ張ってくる。普通のゴムホースじゃないよ。なんかさ黒くて肉厚な重たいホース。なにせ蒸気を通すから....。
ボイラー室から来ている配管のバルブを開ける。
しばしボッコボッコと音がして....シューと活きよい良く蒸気が飛び出す。
バルブを閉めてゴムホースを接続する。カチンとセットできる器具がついている。
一恵、ゴム製のエプロンとゴーグルにヘルメット姿になる。そして皮手を履いてゴムホースの先端を持つ。
で、蒸気のバルブを開けた。
シュー....と、蒸気が飛び出す。
洗濯機側から配管を蒸気で温めていく.....中程まで来たとき....
バンバンバババッザッーと洗濯機のところで水が出た。
おぉ~、作業完了。
お礼の高かった特大アイスクリームを....食べてもらう。(笑)
私とももっちゃんは遅れた洗濯の作業を開始する。
多恵ちゃん、母家の洗濯物を持ってきて、その作業を見ていた。
「かずちゃん、すごいなぁ~」とビックリした表情。
姉ちゃん(彩子)から教えてもらった....と、返事をしながらみどりと二人でアイスクリームを食べている。
多恵ちゃん「それ美味しい?」と聞けば...
一恵「んっ」といいながら半分残った器を渡した。
ニッコリしながらアイスクリームを食べだす多恵ちゃん....
一恵とみどりは....走って鶏舎へいっちゃった。
あっちの作業はまだ残ってるんだよね。
ご苦労さまでした。m(_ _)m
★★★