忍者ブログ
北海道は道東の隅っこ。そこの牧場のお話。 母ちゃんと子どもらの物語。
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[07/10 名無し]
[07/10 ほたる]
[05/11 ほたる]
[02/29 静子]
[02/27 ほたる]
最新記事
プロフィール
HN:
静子
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
P R
カウンター
忍者アナライズ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



昨日のリバーツーリング


昨日のリバーツーリングはさきに聞きながら述べてみましょう。


さきと父ちゃん(のりさん)の二人が引率者。

子供らはいつものメンバーぞろぞろ....。


彩子(私の長女)と一恵(さきの長女)はそれぞれ専用のスラローム艇(カヤック)。

さきと父ちゃんはカナディアンカヌー(インディアンカヌーと言った方がわかるかな?)、さきのカヌーにはみどりが、父ちゃんのカヌーには則子が乗る。

ワン公どもは、川岸を走って追いかけて行く。一応、ワンちゃん用ライフジャケットを着てる。なにせ、救助犬の任務を背負ってるから。

その訓練だってしてんだよ。母屋の前の川で....。それは実に厳しいのだ。指導員は彩子。


瀬(流れが荒れてるところ)は何カ所もあるけど、ランクが3を超えるものは二つ。

彩子は突っ込むけど一恵はパスさせる。迂回で安全なコースをとらせるわけね。

今回のさきと父ちゃんは則子やみどりが乗ってるから安全コースだったのだが....アクシデントは絶対につきもの。と、さきは口にしながら語りだした。


一本目の荒瀬...レベルは3の下ぐらい。中級クラスなら何とかいける瀬だとか。

彩子は....もちろん、楽勝で通り抜ける。

一恵は、大ハッスルで挑戦したいらしい。しきりとさきの顔を実ながら「行け」の合図を待つ。

荒瀬は続いていないことと、瀬の向こうに彩子が待機してるから....さきは一恵に「行け」と合図を送った。


一恵、一気にスパート!

パドルを力強く振った....前傾姿勢でドーンと立ち上がる白波を割って抜けるように突破。瀬の返し波につかまらないように脱出すれば....成功。やったね!

彩子は、その返し波で遊ぶ....サーフィンと言うテクニック。一恵には、まだまだ....。

返し波の谷...ストッパーに捕まったら、彩子クラスにならないと脱出は出来ない。


さて、続くさきとみどりの乗るカヌーは....みどりが「母ちゃん、行こう」と瀬の突破に期待する。

返事もしないまま、さきは瀬に突っ込んだ。

カナディアンカヌーはスラローム艇とは違いオープンデッキだから、白波をくぐるなんて出来ない。水浸しになってしまうから....さきに言わせると、カヌーの形状から、波に持ち上げられるそうだ。


ドーンと瀬に突っ込むと...さきは叫んだ。「みどり、つかまれ」カナディアンカヌーのバウ(前)は大きく持ち上げられて大波を超えるようにして突破。見ていたら豪快だろうね。

みどりはカナディアンカヌーから振り落とされないように艇にしがみつく。


続く父ちゃんも突っ込んだ....ドッバー...立ち上がる大きな白波に角度がずれた。直角でないと艇は左右どちらかに振られ水中に引きずり込まれる。

父ちゃん、懸命にパドルを振る。持ちこたえたぁ~....。

立ち上がるカナディアンカヌー....あっ、則子がカヌーからこぼれたぁ~....。


彩子がワン公たちに叫ぶ。「助けろ!」

飛び込むワン公たち....もがく則子に一番さきに行き着いたのは....樺太犬のボス。

則子はボスのジャケットにしがみつく...瀬から抜ければ、やれやれ。


みんなそんなに深刻な顔ではなかったと父ちゃんは語る。


三本目の瀬...そこは次々に続く瀬で半端じゃない。レベル3の上...さきは特上と言った。(笑)

挑戦できるのは彩子だけ...さきも父ちゃんも同乗者がいるからパス。

さきだけなら行くだろうけど。(笑)

父ちゃんにはどうだろう...無理だね。今の足じゃ。


早めに...流れに対して左側の浅瀬のゆるい流れに逃げる。

が、一恵、もたもたしてるうちに本流の流れにつかまったまま瀬に吸い込まれていく。

もう、どうにもならない...さきは叫んだ。「一恵、行けぇ~」


流れの中でもみくしゃの一恵..瀬に向かう体制すらとれない。

と、さき、みどりを浅瀬の中へ放り込んだ。

みどりをワン公たちに任せて、さきは瀬に向かった。

一番初めの巨大な瀬で一恵はあえなく水没。

艇は浮かんで来たがひっくり返ったまま....起き上がる前にすぐに次の瀬がやってくる。

追いついたさき....自らカナディアンカヌーをひっくり返って水の中へ飛び込む。


二人とも....瀬に吸い込まれた。


 


 


遥か下流からさきの声が....泳いで岸に上がっていた。

流れたカナディアンカヌーと一恵の艇は....彩子と父ちゃんが引き上げていた。


瀬に巻き込まれたら、ライフジャケットだけでは浮き上がらない。

瀬は泡だらけで空気を含んでいるから十分な浮力が得られていそうだ。

それらの知識や経験のない一恵...だから、さきがカナディアンを放棄して潜り一恵を艇から引きずりだして、川底を流れる本流に乗って下流へ流れ着いた。


経験のない私が聞いて書くには難しいわ。


一恵....初めて瀬の洗礼を受けた。

ケラケラ笑いながら..その先の瀬を楽しんだそうだ。


 


さき、今日の朝から、筋肉痛でダウン。(笑)

あんた、もう若くはないてね。

そう私が言うと....二児の母だから....と返してきた。


★★★★

拍手[0回]

PR


Comment
Name
Title
Color
Mail
URL
Comment
pass
Σ(゚д゚lll)
凄まじさが伝わってくるよ!
ドキュメント番組を見聞きしてる様です( ゚д゚)
ほたる 2014/07/07(Mon)23:50:40 [Edit]
ほたるさんへ
私から見たら怖いけど、子供らにとっては最高の楽しみなのでしょうね。
実際に見ているとハラハラはするけど、みんな楽しそうですよ。
静ちゃん 2014/07/08(Tue)08:50:13 [Edit]

Copyright © 新 牛飼いの母ちゃんと子どもたち All Rights Reserved.
Powered by Ninjya Blog
忍者ブログ・[PR]