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北海道は道東の隅っこ。そこの牧場のお話。 母ちゃんと子どもらの物語。
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飲みの会の真っ最中。
不正下ネタでお騒がせ代議士に高級官僚....この世はどうなっとんじゃ!
...から話は加熱して、各自エキサイティングになっていった。

お風呂から上がってきたさき....話の中には入らずテレビの前で冷たいリンゴジュースを飲んでいた。
耳だけは、会話の様子をうかがっていたのだろう。
突然、この世で一番の悪集団は....警察組織だ!
と、わめいた。

警察・お巡り.....とは...水と油のさき。
何度も、冤罪で署に引っ張られてからなぁ~.....分かる気はする。
しかし、なんと....その組織に対する不信は遠い過去にさかのぼる事になるのだった。

高校三年のお盆前....
話は....まだ、雪がある中.....高校二年の三学期に戻る。
突然、さきの父親が車で学校に迎えに来た。
乗せられ....道東のこの地にへ向かって走った。
車内で聞かされた話し.....生みの親が家に戻った。会いに行く....。
さきの実の母....家に戻った。でも、冷たくなってのことだった。

記憶に残る母の姿はなかった。
家の奥に連れて行かれ...仏間に寝かせられていた母を目にした。
顔には白い布がかけられ....
ばあちゃんが、布をとると....血の気の無い女性の顔があった。始めてみる母の顔。
周囲が母と言うから、そうなのだと理解しながら....じーと見つめた。
さきは言う。
目がパッと開き、微笑むようにして語りかけてきた....大きくなったね。
そのときはじめて母を実感したとか。

死人が語りかける?
そんな事はあり得ない....でも、なんとなく分かるような気がした。
それが本当の 母との再開。う~ん、再開と言うべきなのか?

葬儀が終わり、育った町へ戻ってきた。
ひんやりする家の中....さきが父親に叫んだ。
「母さん、一人でお酒飲んでる」
テレビと暖房のある部屋....さきの父もまた、その姿を一瞬だが見たという。
スーとその姿は消えた。
テーブルの上には....飲みかけのコップ酒があったそうだ。

その年のお盆前....さきは、暗くなった家の前で一人....割り箸の様な枝木で火を灯していた。
迎え火だ。
チョロチョロと燃やしながら....母を待つ。
敏ちゃん、生前にその様子を語ってくれたことがあった。
聞いてるだけで涙が出たよ。
しかし、母と子...盆の再開を静かに迎えさせてはくれなかった。

さきの目の前にパトカーが止まった。
そして、さきに「家の前でゴミ焼きはするんじゃない」
母を迎える....迎え火をゴミ焼き!と、言われ、さきは考えるまもなくお巡りに飛び掛かった。
公務執行妨害.....検挙。
窓から見ていた敏ちゃん....家から裸足で駆けつけ、その若いお巡りを殴りつけた.....高校生の女の子の胸を押さえつけて手を後ろに回し手錠を出した瞬間だったそうだ。
さきが言う....おばさん(敏子さん)、母さんの霊が移ったみたいだった。
必死にわが子を守ろうとして.....敏ちゃんも検挙。

怒ったさきの父親.....なんと110番に通報。(笑)
大騒ぎになった。
で、その若いお巡り.....迎え火、送り火ということを知らなかったそうだ。
そんな無知な大人が社会の秩序を守る警察官?
以後、さきと警官は犬と猿になっちゃった。

大学...通学のバイクで何度となくパトカーとトラブル。
警察署に連行されたことも....そのとき、助けてくれたのは....私の父の家の隣に住んでいた方。
元判事....定年後のご隠居さん。
さき、志穂、しんちゃん、よっちゃんが下宿するようになってから行き来が始まった。
さきたちが下宿しなかったら、行き来はなかったと父はいう。
さきたち塀を取り除き....元判事のじいちゃんたちと一緒に焼き肉をしたり、雪はねなどを学生たちがしたり.....

警察署に乗り込んで来た元判事....ことの様子を聞いて....厳しい注意を下していたとか。
悪いのは、あんたらじゃないか....送検したら笑い者になるるぞっ。
そんで釈放。

納まらないのさき....ここに来てからも、ショベルカーの重機対パトカー。
亡くなったじいちゃん、無線で「かまわん...潰せ」ばあちゃん、慌てて「ダメダメダメ」
さき「ダメなら、押して落としてもいい?」
のりさん「いいぞっ、落とせ....ただし、敷地内でだ」
さき「了解、おびき入れて....落とす」
ばあちゃん「ダメダメダメ」

子供が生れてからはの最近は無いけど...。(笑)

今は、母家の近くで大きな迎え火....どうどうとね。

さきは繰り返す....不法検挙・冤罪・無実の人を罪におとしいれても問われない組織が警察。
この世で最も悪の集団だ。
彩子が口裏を合わせる.....「仁義もしらねえ...奴らだ」
かねさんに怒られてる。

なるほど、言われてみれば.....そうだね。

★★★

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ここの人たち、それぞれにドラマあり!
のりさんにもドラマあるんですよね!

私の人生58歳のときに主人をた亡くした以外これというドラマないなぁ、、、、、

okko 2015/03/06(Fri)23:19:04 [Edit]
okkoさんへ
のりさんは大失恋のドラマ。(笑)
そこから始まる風来坊の旅でここにたどり着く。

okkoさんだって、毎日がドラマですよ。
小さな旅行だって、海外への旅行だってドラマじゃないですか。
友達とマージャン宿泊だっけ立派なドラマです。
それを文章に仕立てていくことで、よりドラマらしくなりますよ。

okkoさんお孫さんたち,娘さん夫婦、息子さんの手料理の話し....文章で飾ってみてください。
静ちゃん 2015/03/07(Sat)10:31:51 [Edit]
無題
警察官、特にお巡りさんには「人の気持ち」が必要です!
ほたる 2015/03/07(Sat)18:36:53 [Edit]
ほたるさんへ
そこら辺で採用基準を設ければいいのに。
再審査したら半分以上不的確だなうね。
静ちゃん 2015/03/07(Sat)20:38:17 [Edit]

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