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北海道は道東の隅っこ。そこの牧場のお話。 母ちゃんと子どもらの物語。
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今日も多恵ちゃんが学校への送り.....
車を運転し....朝のドライブ、それが多恵ちゃんの気晴らしみたい。
なら、それもいいさ。
みどり....しっかりと運転を監視している。
ちゃんと報告してくれるし。(笑)

先ずは「飛ばさない」次に「シカと車で喧嘩しない」で「寄り道はしない」ってね。
あっ、それから「車の中でアイスは舐めない」今のところは....順調。
まだ、二日目だけど。(爆笑)

戻って来れば....母家の洗濯....まっ、戻ったころは終わるところだけど。
しんばあちゃん(しんちゃの母)がやってるから。
で、駕篭に入れて作業場にやって来て干す。
今日も外の物干し場。

風になびくよ....みらい(多恵ちゃんの子)のおしめ!
その横には....多恵ちゃんのパンツ。(わぁ~、デカパン)

作業の洗濯も終盤に入った。
もっちゃん.....さきの指導で艇の補修をしながらの洗濯。
私は、みどりが作ったぬるい麦茶を飲みながら洗濯と豚どもの相手。
何が欲しいのかソファーに座る私の足元に絡む。
「うるさい」と足でおっつけてもブヒーと寄ってくる。
手元にあったみどりのくずトハをやると、満足したように外へ出ていた。

独身時代、結婚して、こんな生活にするなんて夢にも思わなかったよ。
想像の範囲を越えてるもんね。(爆笑)

みどり...やって来ると母ちゃんのさきに二言三言....さきが「しなさい」と言うと旧作業場へ走っていき....スラローム艇を引っ張って川へ。
ほんとは担いで行くんだけど、まだ、みどりには無理。
買ったばかりなら、そうもしないでしょうけと。(笑)

そうそう、中富良野(敏ちゃんの実家)からメロンが届いていたんだ。
傷物、ハネ品....。
宅先は彩子。子どもらの代表ね。
今日の夕食後に食べるか?
線香花火大会だし....わが家の恒例行事

昨日の夕方、母家の前で....子どもらと多恵ちゃん....へそ踊りの練習をしていた。(笑)
今回のアドリブ披露は一恵か。
彩子から、教わってる。
やりすぎると....1時間もしないでバテるぞっ。ってね。

さて、お昼の準備だ。

★★★

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寒い!
そろそろ、雪が来るのかなっ?

って、まだ夏も来てないのに!
これが7月の気温なの?低温注意報だって!
ほんとに寒いよ。子どもらに一枚厚着させて....「暑くなったら脱ぎなさい」と言って置いてきたよ。学校に。
聞いてるのかどうか....気持ちはすっかり夏休みに飛んじゃってる。(--;)

私も欲しいぞ夏休み! お舟に乗って外国に行ってみたい。
そのお舟の中で....花咲くラブがあったりして....
横でPC覗いてるもっちゃんが「それって浮気じゃん」
あのさ、夢は夢...現実とは違うの!

ロールができる様になって自信がついたのか.....そのトデーンとして余裕はなんなの?
ほれっ、洗濯機が止まったよ!

あぁ~、眠たいなぁ~。
夜中に寒いって感じてさ....毛布出して子どもらにかけて....
冷えた体で布団に戻り、あったかい父ちゃんに抱きついたら「冷たい!」と怒られ...布団から出されてさ。
子どもらの横に入ったら寝相のいい連中だから、毛布を持って行かれて寒かった。
まるで私の居場所がないみたい。(--;)

多恵ちゃん、鼻唄で洗濯物が入った籠を両手に持ってやって来た。
今日は外に干せるね。と、作業場の前の物干し場でみどりの手伝いで頑張ってる。
おっ、そう言えば、多恵ちゃんの背中にはみらいが.....珍しい!
思わず「おっきいばあちゃん、どうかしたのか?」と聞いちゃった。(笑)
たまにはおんぶでもしないと、みらいに忘れられるから....という多恵ちゃん。
もう忘れられてるんじゃないの?と、言えば
もっちゃんが私に「あんた最近、キツいね」だと。

★★★

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叔母さん、行ってくるから....

そう私に告げると、多恵ちゃん、私の新車で子どもらを迎えに、みどりを乗せて行っちゃいました。
通学のハブの「お寺」へ。
多恵ちゃんが行くと言うことは、帰りに絶対...隣町まで走ってコンビニに行くよ。
まっ、いいけど。私にアイスの一つでも買ったこいよなっ。(笑)
それにしてもちょっとはやいんじゃないの?
どこかへ寄ってからかなっ?

午前中、作業場の洗濯をもっちゃんに頼んでお寺の掃除に行きました。
住職さんの奥さんは高齢....広いお寺の掃除を一人でするのは大変。
彩子・則子・一恵が学校帰りに毎日手伝っているとは言ってもね。
そこで、檀家衆が交代で日を置いて掃除に出かけるんです。
自分の都合のつく時間でね。

嫌がる多恵ちゃんを連れて行ってきました。
本堂、トイレ、玄関....広いなぁ~。
御本尊周りは子どもらがします。汚れ(けがれ)多き大人はあの一段高いところへは立ち入ることはできません。
まして、御本尊のお尻のフキフキなんて。(笑)今は一恵の仕事。

で、立ち入っていいのですが....掃除で長時間は....ちょっと。と、言うところが納骨堂。
子どもらと住職さんの奥さんの持ち場です。(笑)
今次期だと....子どもらが怒鳴ります。「うっちゃいなっ、掃除してんだべ、あっちいってろっ」
誰に怒鳴ってる?   霊です。一恵は「幽霊にだよ」なんていう。
あの幽霊のスタイルだと一恵が怒るそうです。
「ちゃんと身支度をしなさい。だらしないなっ。お風呂も入れよ。臭いぞっ」
と、彩子が「臭いのはかずちゃんのおならっ」
「あっ、そっか!」と、漫才をしてる。
見えるんですね。幽霊というか霊が。

お昼ご飯はお寺でいただいて帰って来ました。
多恵ちゃん、住職さんに「怖いのは霊じゃなくて、生きた人間だ」と言われていました。

もっちゃん、今日は一人で練習してる。ロールできるようになったしね。d(-_^)
ちゃくちゃくと釧路川デビューを目指してる。(^○^)

★★

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あったかご飯の湯気の匂い。
トントントンとまな板の上で包丁が踊る。
玉子焼きの匂いって大好き....と、子どもらが言えば、汗ばむ熱気の中で気持ちが和らぐ。
しばらくすれば....味噌汁の香りが漂ってくる。
そろそろ出来るぞっ....朝ご飯。

わが家は典型的な日本の家。

食パンをかじりながら牛乳を飲んですませていた独身時代とは大違い。
ここに来て太るかと思えば、労働力が違う。
嫁いだころ、右も左もわからず....動物相手の生活にウロウロ。
ただただ動き回っていた。
やせた....精神的にもやせた。
敏ちゃんがやって来てから....楽になった。
「あんた何...バカしてんの?」
が、敏ちゃんの口癖で、よく指摘された。
「ここはあんたの家よ、もっとどーんとかまえなっ」
そうい言われて,どーんとかまえた。
なるほど.....と、思いながら気持ちが落ち着き仕事も....楽になった。

牛を相手に、子どもを相手に、夫を相手に....身がもつわけないよ。

敏ちゃんが亡くなる前に....しっかりと頼まれた。
家のこと、おっきいばあちゃんのこと.....
いつしか、私は、ここの女将になっていた。

「こらぁ~、お前らさっさと食えよ」

と、今では当たり前に怒鳴っている。
すっかり、ここの味噌汁の味を覚えて....「うまい」と言われるようになった。
自分を信じられないよ。

母ちゃん.....その呼ばれ方、初めはショックだった。
私なりに結婚のイメージはあったからね。
お母様....とまではいかないまでも、お母さんぐらいは。(笑)
お姫様とはいわないまでも、お嬢様程度の子を持つ事を夢見ていた。
まさか....野を駆け回る自然児とは。(--;)

でも、今が幸せというんだね。きっと。
なんの不満もないもの。

「こらっ、飯食ったか?準備したか?わすれものすんなよ」
朝から子どもらに怒鳴る毎日....そして、今日も喉飴を舐めている。(笑)

変わる事のない日常の日々。
天然と言われる幸せ....。

思えば、あの日から何年経った。
初めてここに遊びに来たとき.....
あれが人生の別れ道だったんだね。

「母ちゃん、早くしないと、遅れるよ」
と、則子に言われて....ハッ!
最近、洗い物....は、彩子と則子が手伝う。
だから自然と私が抜けた。(笑)
これを書きながら過ごす。誰に気づかう事も無く。

背中をポンと叩いて「しっかりとやってるね」
そうつぶやく敏ちゃんがいた。

お盆打も近し....早い迎え火で....ご先祖様で大賑わいのわが家。
まるでハリホタのお城のよう。
霊がたちが飛び交ってる。(笑)

今日、お寺の掃除してくるかなっ。
多恵を連れて。(笑)

★★★・・・

多恵に言われた....生活の中では「多恵」と呼び捨てなのに、なんでこれを書くときは「多恵ちゃん」になるの?ってね。
私はあんたの叔母よ。と、言えば「ふーん」ですと。あの子もしっかりとここになじんだね。
敏ちゃん「あんたに任せてよかった」と言ってくれた。
当分続く....霊界との同居!(笑)

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お昼過ぎ....さきは雨が来ないと判断。
風が収まったら決行だ!

せっせと、用意してある木を積み始めた。
一人作業。
だれも手伝おうとはしない。(笑)
私も。(;^_^A

子どもらが学校から帰って....彩子がさきに呼ばれ打ち合わせ。
坊主か。

強風は治まった。
晩ご飯を食べながらさきが「迎え火」を行なうと告げる。
働いてくれてる人たちが帰った後に始まった。

万が一の為に.....母家の前の川のところにポンプ車を配置...ホースを延ばしておく。
さきとしんちゃんの仕事。

彩子が坊主姿で今の全員に始まりを告げる。
全員が表へ出る。
則子が鈴(リン)を鳴らす......さきがキャンプファイヤーのような組まれた木に点火する。
メキメキと燃え上がる。
坊主彩子の読経が始まった。
全員で手を合わせる.....香の匂いがする.....おっきいばあちゃんの足元にワン公たちがお座り。
そのワン公たちが吠えだす。変な鳴き声を始める。
しんちゃんの天文台脇の林の中にある墓地から今年も光の列が向かってくる。
ただし、見えるのは子どもらだけとワン公たちだ。

一恵....「お待ちしておりました」と語れば.....みどりもが「ばあちゃん?」と口にする。
敏ちゃんのことだね....きっと。
彩子の読経が終わる。

全員、家に入り仏間へ。
さきとしんちゃんに一恵が手伝って火を消している。ポンプ車でね。
で、仏間に加われば....再び彩子の読経が始まる。
みんなが線香を挙げてナムナム。
毎年の事とはいえ.....
多恵ちゃんも神妙な顔してナムナム。

この日だけは、仏間にワン公たちが入れる。
黙って伏せて見守っている。

一通り....終わって居間へ戻ると.....飲みの会が始まる。
始まれば.....どんちゃん騒ぎ。
だって、大勢のご先祖様も加わってるもの。ヽ(´▽`)/

★★★w(^_^)?        d(-_^)

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