北海道は道東の隅っこ。そこの牧場のお話。
母ちゃんと子どもらの物語。
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あったかご飯の湯気の匂い。
トントントンとまな板の上で包丁が踊る。
玉子焼きの匂いって大好き....と、子どもらが言えば、汗ばむ熱気の中で気持ちが和らぐ。
しばらくすれば....味噌汁の香りが漂ってくる。
そろそろ出来るぞっ....朝ご飯。
わが家は典型的な日本の家。
食パンをかじりながら牛乳を飲んですませていた独身時代とは大違い。
ここに来て太るかと思えば、労働力が違う。
嫁いだころ、右も左もわからず....動物相手の生活にウロウロ。
ただただ動き回っていた。
やせた....精神的にもやせた。
敏ちゃんがやって来てから....楽になった。
「あんた何...バカしてんの?」
が、敏ちゃんの口癖で、よく指摘された。
「ここはあんたの家よ、もっとどーんとかまえなっ」
そうい言われて,どーんとかまえた。
なるほど.....と、思いながら気持ちが落ち着き仕事も....楽になった。
牛を相手に、子どもを相手に、夫を相手に....身がもつわけないよ。
敏ちゃんが亡くなる前に....しっかりと頼まれた。
家のこと、おっきいばあちゃんのこと.....
いつしか、私は、ここの女将になっていた。
「こらぁ~、お前らさっさと食えよ」
と、今では当たり前に怒鳴っている。
すっかり、ここの味噌汁の味を覚えて....「うまい」と言われるようになった。
自分を信じられないよ。
母ちゃん.....その呼ばれ方、初めはショックだった。
私なりに結婚のイメージはあったからね。
お母様....とまではいかないまでも、お母さんぐらいは。(笑)
お姫様とはいわないまでも、お嬢様程度の子を持つ事を夢見ていた。
まさか....野を駆け回る自然児とは。(--;)
でも、今が幸せというんだね。きっと。
なんの不満もないもの。
「こらっ、飯食ったか?準備したか?わすれものすんなよ」
朝から子どもらに怒鳴る毎日....そして、今日も喉飴を舐めている。(笑)
変わる事のない日常の日々。
天然と言われる幸せ....。
思えば、あの日から何年経った。
初めてここに遊びに来たとき.....
あれが人生の別れ道だったんだね。
「母ちゃん、早くしないと、遅れるよ」
と、則子に言われて....ハッ!
最近、洗い物....は、彩子と則子が手伝う。
だから自然と私が抜けた。(笑)
これを書きながら過ごす。誰に気づかう事も無く。
背中をポンと叩いて「しっかりとやってるね」
そうつぶやく敏ちゃんがいた。
お盆打も近し....早い迎え火で....ご先祖様で大賑わいのわが家。
まるでハリホタのお城のよう。
霊がたちが飛び交ってる。(笑)
今日、お寺の掃除してくるかなっ。
多恵を連れて。(笑)
★★★・・・
多恵に言われた....生活の中では「多恵」と呼び捨てなのに、なんでこれを書くときは「多恵ちゃん」になるの?ってね。
私はあんたの叔母よ。と、言えば「ふーん」ですと。あの子もしっかりとここになじんだね。
敏ちゃん「あんたに任せてよかった」と言ってくれた。
当分続く....霊界との同居!(笑)
トントントンとまな板の上で包丁が踊る。
玉子焼きの匂いって大好き....と、子どもらが言えば、汗ばむ熱気の中で気持ちが和らぐ。
しばらくすれば....味噌汁の香りが漂ってくる。
そろそろ出来るぞっ....朝ご飯。
わが家は典型的な日本の家。
食パンをかじりながら牛乳を飲んですませていた独身時代とは大違い。
ここに来て太るかと思えば、労働力が違う。
嫁いだころ、右も左もわからず....動物相手の生活にウロウロ。
ただただ動き回っていた。
やせた....精神的にもやせた。
敏ちゃんがやって来てから....楽になった。
「あんた何...バカしてんの?」
が、敏ちゃんの口癖で、よく指摘された。
「ここはあんたの家よ、もっとどーんとかまえなっ」
そうい言われて,どーんとかまえた。
なるほど.....と、思いながら気持ちが落ち着き仕事も....楽になった。
牛を相手に、子どもを相手に、夫を相手に....身がもつわけないよ。
敏ちゃんが亡くなる前に....しっかりと頼まれた。
家のこと、おっきいばあちゃんのこと.....
いつしか、私は、ここの女将になっていた。
「こらぁ~、お前らさっさと食えよ」
と、今では当たり前に怒鳴っている。
すっかり、ここの味噌汁の味を覚えて....「うまい」と言われるようになった。
自分を信じられないよ。
母ちゃん.....その呼ばれ方、初めはショックだった。
私なりに結婚のイメージはあったからね。
お母様....とまではいかないまでも、お母さんぐらいは。(笑)
お姫様とはいわないまでも、お嬢様程度の子を持つ事を夢見ていた。
まさか....野を駆け回る自然児とは。(--;)
でも、今が幸せというんだね。きっと。
なんの不満もないもの。
「こらっ、飯食ったか?準備したか?わすれものすんなよ」
朝から子どもらに怒鳴る毎日....そして、今日も喉飴を舐めている。(笑)
変わる事のない日常の日々。
天然と言われる幸せ....。
思えば、あの日から何年経った。
初めてここに遊びに来たとき.....
あれが人生の別れ道だったんだね。
「母ちゃん、早くしないと、遅れるよ」
と、則子に言われて....ハッ!
最近、洗い物....は、彩子と則子が手伝う。
だから自然と私が抜けた。(笑)
これを書きながら過ごす。誰に気づかう事も無く。
背中をポンと叩いて「しっかりとやってるね」
そうつぶやく敏ちゃんがいた。
お盆打も近し....早い迎え火で....ご先祖様で大賑わいのわが家。
まるでハリホタのお城のよう。
霊がたちが飛び交ってる。(笑)
今日、お寺の掃除してくるかなっ。
多恵を連れて。(笑)
★★★・・・
多恵に言われた....生活の中では「多恵」と呼び捨てなのに、なんでこれを書くときは「多恵ちゃん」になるの?ってね。
私はあんたの叔母よ。と、言えば「ふーん」ですと。あの子もしっかりとここになじんだね。
敏ちゃん「あんたに任せてよかった」と言ってくれた。
当分続く....霊界との同居!(笑)
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