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北海道は道東の隅っこ。そこの牧場のお話。 母ちゃんと子どもらの物語。
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慌てたぁ~


今日の晩ご飯は、やっぱりこんなに冷え込んだなら「ザ・おでん」でしょう。

と....言うことでおでんにしました。


そして起きた事件。


おっきいばあちゃん、袋のもちを食べて喉に詰まらせた。( ̄□ ̄;)!!


慌てたよ。

で、彩子に叫んだ。

「すぐに、持ってこい、急げ」


お年寄りを抱えるこの家、これからの時期、こんなときのためにと作っておいた非常用の巨大綿棒

割り箸に綿を巻き付けた綿棒。


おっきいばあちゃんを仰向けに寝かせると彩子と一恵が口を開かせる.....そして、私が巨大綿棒で詰まったもちをかきだす。

こういうことは....元職の強み。任せなさい。

数秒の早業。

と、則子が酸素ボンベを引っぱってきた。

よしよし.....

白くなったおっきいばあちゃんの顔に血色が戻ってきた。


後片付けをしている私の方をポンとたたく....振り代えると、敏ちゃんが立っていた。

「ありがとう」

「まあぁ~ね」

「今後も頼むね」

「任せなさい」

静じいちゃん(私の父で彩子と則子の祖父)が「お前、誰と話してる?」

すると彩子が「おばさん(敏ちゃん)だよ」


その彩子の言葉を耳にして....ハッと我にかえる。

敏ちゃんの姿はない。
(亡くなった敏子さん)

でも、これでいいんだよね。


おっきいばあちゃんが「正月の雑煮は控えておくかっ」

彩子が「んっ、それがいいよ」

一恵が「苦しかった?」と言いながら背中をさする。


さきじいちゃん(さきの父で一恵の祖父)が「今年は餅つきやめようか」

子どもら「えっ!」

それはないでしょうけど。(笑)


今....おっきいばあちゃんは何事もなかったように、子どもらとお風呂に入ってます。


父ちゃん、私の頭を小突きながら.....「んっ」と言ってニコ。

ちょっと、私の鼻が延びました。


★★★


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無題
靜ちゃんが居て良かったてす。
サラリと語られて元職とはいえ、
簡単にできる事ではないです。

本人の自覚は勿論の事、
周りの家族の見守りといざという時の対処が
大切な事が再確認できました。
ほたる 2012/12/21(Fri)17:00:08 [Edit]
ほたるさんへ
簡単と言えば....初めてでは簡単じゃないかも。 そう言う講習会が自治体や医療機関であったら参加するといいよ。無料だし。 酸素ボンベは、亡くなったじいちゃんの時から常設で、未だに本数を確保してあります。 年寄りが多いと....「備えよ常」にです。
静ちゃん 2012/12/22(Sat)10:11:31 [Edit]
無題
AEDの扱い方の講習は数回受けた事有ります。
餅の取り方は…
掃除機を使う話は聞いた事有るけど、
かえって窒息させてしまいそうで怖い(;^_^A
ほたる 2012/12/22(Sat)10:50:44 [Edit]

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