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小さな冒険
それはまさに突然のことだった。
朝ご飯も終わった22日のこと....電話が鳴った。
手に箸を持ったままの彩子が出た。
「あっ、おばちゃん?」
おばちゃんとは....札幌の姉のことだ。
「動物園(札幌の円山動物園)に連れて行ってあげるから....来ない」
おぉ~、子どもらには最高の誘い文句。(笑)
彩子は私の許可も取らず勝手に返事。
「これからすぐに行く!」
そして、次なる一声が
「みんなもいいんんでしょっ」
みんなとは、則子、一恵、みどりのことだ。
姉の返事は
「もちろん」
すると彩子は「ご飯食べたら、すぐに行くから」
そして、彩子の電話は続いた。
「みんな(私らのこと)忙しいから、彩ちゃんたちで行くから」
私たち大人は箸をもったまま....「えっ!」
電話を切ると彩子が...則子、一恵、みどりに号令「札幌の動物園に行くぞっ」
子どもら、朝ご飯を急いで流し込む。
で、準備を始めた。一泊のお泊まり動物園の旅。
私が口をはさもうとすると....父ちゃん(のりさん)に制された。
で、「行かせてやれ」だと。
そして、私の両親に「お願いできますか?」と話しかける。
あらっ、私に行けってんじゃないの?
すると、静じいちゃんが「わたしらが一緒すると、あの子らはわしらを頼る。だから...ここは、どうだろう、素子さん、お願いできんか?」
まさかのサプライズ.....納豆ご飯をかき込んでる最中に....そんで、驚きの表情を作る。
私....納豆ご飯を吐き出すんじゃないかと身構える。(笑)
あらかた支度をした子どもらがおっきいばあちゃんに自分たちの通帳を渡して、旅費とお小遣いを貸してと催促。
あのさ、そう言うことは両親に言うべきだろう。(-_-メ)
すると...父ちゃんが私に「お前に言ったら絶対に貸さないだろう」だと。これもムカつく。(-_-メ;)
おっきいばあちゃんが素子さんに「そう言うことだ、頼むなっ。彩子に付いていけば行けるから」
札幌市内は....素子さんの住んでこところだよ。(笑)
あっ、動物園の場所や内部のことか。(;^_^A
素子さん....泣くかぁ~。
子どもらを任せる....信頼してくれたことに感激したようだ。
と、おっきいばあちゃんが「何を感激する....お前、家族だろう」
そんな、ドラマのような展開も.....一恵の一言で打ち消された。
「おばちゃん(素子さん)、行くんだべ、はよせい」(支度を早くしなさい)で....「置いてくぞっ」
みんな笑う。
車じゃないよ...バスと汽車の旅。(^^;; ヒヤアセ
さき、みどりに「お前はお留守番しようね」
「やだ、ねえちゃんたちといくもん」
無理だよ...今さら。(・・;)
しんばあちゃん(しんちゃんの母ではみどりの祖母)は笑いながらみどりの荷造りを手伝う。
パンダリュックに着替えなど。
あったかな服装をさせて....行ってらっしゃい。
素子さん、おっきいばあちゃんから軍資金を預かり「やっかいだけど頼むぞっ」
緊張した顏の素子さん.....こっくりうなずく。
夫のかねさん....ニコッ。
素子さん...バス(都市間交通)で行こう。
よし、そうと決まれば、さきが帯広駅前まで車を飛ばす。
8時半に乗れば、お昼前までには札幌に着く。
子どもら四人に素子さんを乗せて、さきは飛ばして行っちゃいました。
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家に帰ってきたのは、昨日(23日)の夜10時半ごろ。
さきが帯広まで迎えに行って。(笑)
帰りもバス。
長距離バスは、乗れば...目的地に着くから。(笑)
動物園に行って、ピザを食べて、夜のチカチカ(夜景)を見て、クリスマス商戦を覗いて....
熱々の札幌ラーメンを食べて....
素子さん、行きたがらない夜のススキノ....もっとも、子どもらには関係ないけど。(笑)
ただ、彩子の思い出の場所....ピザ屋さんがあったんだけどね。別のピザ屋に行ったそうだ。
一恵とみどりが興奮したのはデバチカ。
試食を見つけては突進。
追いかける姉はヘトヘトだったと電話で笑う。
私は、寂しくて、父ちゃんに抱きついて寝ようとしたら....。
「うるさい」
だってさっ。( ;^^)....(oo;)
★★★
