北海道は道東の隅っこ。そこの牧場のお話。
母ちゃんと子どもらの物語。
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一恵との会話
お昼の支度で流し(台所)に立って揚げ物をしてるとき...一恵(さきの長女)がやって来て
「おばちゃん、何してる?」
見りゃわかるでしょう....なんて意地悪は言わない。
「サンマをフライにしてるの」
「そんで、どうすんの?」
「ご飯にのっけてあんかけの出汁をかけて『サンマ丼』にしてお昼に出すんだよ」
「わぁ~、うなぎだと、もっと美味しいね」
「うなぎは高いし....」
「マグロは?
サイコロのマグロをご飯にのせて出汁の入れたとろろをかけて...美味しいよ」
「へぇ~、美味しそうだね」
「んっ、こないだね、父ちゃん(一恵の父のしんちゃんのこと)と食べた」
「どこで?」
「町で...姉ちゃん(彩子のこと)も一緒に食べたよ」
「へぇ~」
なんて会話をしてました。
で、揚げ上がったサンマを見て....
「サンマは揚げるとこんな色になるんだ?」
「ちょっと衣(ころも)を着せたから」
「サンマも服...着るんだ?」
私は笑いながら....会話は続いた。
「その色は、きつね色と言うんだよ。美味しそうでしょう?」
「んっ、でも、なんでキツネ?」
「キツネのような色だから」
「うっそだぁ~、キツネは美味しそうな色なんかしてないよ」
「そうだね」と私は更に笑った。
で、揚がったサンマの冷えたところからひとつまみして外に出て行った。
つまみ食いは一番のご馳走だね。o(^_-)O
さて、一服してから彩子と則子を迎えに行こう。
★★★
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