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北海道は道東の隅っこ。そこの牧場のお話。 母ちゃんと子どもらの物語。
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危機一髪


彩子と則子を一恵と一緒に学校に送って行くときのこと。

私有から農道に出る手前のところで、急にシカが数頭...左から飛び出した。

わっ!

急ブレーキと同時にハンドルを右にきった。

パンダ号(ジムニー)は右手の土手下に突っ込んだ。

思わず叫んだ....
「つかまれぇ~」


ガタガタガタ.....パンダ号は土手の急斜面を直進した。

後ろで彩子が
「ブレーキを踏むなよっ....ひっくり返るぞっ」


わぁ~~~~~~うっそぉ~~~~


7~8メートル下って牧草地へ....彩子が叫ぶ。

「ここ、ぬかるから四駆入れてぶっ飛ばせ!」

えっ?

「止まったら、タイヤ...完全に沈むよっ、行けェ~」牧場内を知り尽くした彩子が叫ぶ。

よっしゃっ....ぶっ飛ばすぞぉ~....

「彩子、四駆....ボタンだったよね....どこだっけ」

彩子、身を乗り出すようにして....プチッ。

今のはレバーじゃないんだよね。普段、使わないから....忘れちゃった(^^ゞ

と、則子が
「初めから知らないんじゃないの」

「うっさい.....知らないのが悪いか」と返すと

一恵が
「おばちゃん、前見て.....」

わっ、そうだった。(・・;)

ドバドバドバと泥を飛ばしながらグングンと前進....なんだか蛇行してるみたい。


でもって、ぬかるみを脱出。(⌒^⌒)b


では、牧草地を走って農道に出ましょう。

彩子.....
「農道に行く道なんてないよ....牧草地を突っ走れ~」

「えっ....ここを?」

牧草地って、以外とガタガタなんだよ。

「パンダ号が傷むよ」と独り言。

すると彩子が.....
「これジープだよ、オフロード車」

わかってるよぉ~.....
「農道へ出るには?」

と、一恵が狭い車内なのに後ろへ移動。で彩子が前に来て助手席に。


案内役の彩子.....しばし走ると....「母ちゃん、運転・交代するか?」

んっ?....
「アホっ言うなっ」と怒鳴る。

則子、いつのまに私の携帯を使っていた....家に電話してる。そして....

「父ちゃんが電話に出ろと」

「手が話せない」


すると.....彩子か~
「ここなら止まっても大丈夫だよ」

そうかぁ~、て、停車。

電話に出ると父ちゃん.....なんと言ったと思う。


「彩子に代われ」


だから、電話を代わろうとしたら.....電話の向こうから怒鳴る声が....「運転を彩子と代われっ」

えっ、嘘でしょう?

結局....彩子に運転席を.....占領された。(--;)


近道をするとすっごいところを走行。

四駆にしたり四駆ローにしたり.....巧みなオフロード走行。

一恵が言うにはナンバーの無いジープでオフロード走行を練習してたとか.....。ふーん。


で、農道に出た。

そこに.....父ちゃんが仁王立ちで待っていた。その後ろにはさきが。

私、怒られるの?

父ちゃん、彩子の頭をナゼナゼ....
「おっ、よくやったなっ」

あのさ....なんでそうなるの?


とにかく、学校が遅れると....と、父ちゃん、モンスタージープに子どもらを乗せると行っちゃいました。

うーん、パンダ号、めっちゃ泥だらけだもんね。

さきがハンドルを握ると農道から私道へ入り....横にそれて川原へ....そして浅い川とはいえジムニーを突っ込んだ。

あのさ.....一応、新車の部類に入るんだから、手荒くしないでぇ~。

言うだけ無理だった。( ̄□ ̄;)!!


タイヤ回りの泥を落として私道へ....そして帰って来た。

それから、さきがパンダ号を洗車してくれた。噴射機で。

おっきいばあちゃん....
「みんなケガなくてよかったなっ」

こっくり、うなづいてから作業場の洗濯を始めました。


しかしさ、小学5年生の女の子がジムニーでオフロード。

すっかり、娘に抜かれたショックで気力が失せた。

これ読んでる人....絶対に嘘だと思うよ。

私だって嘘だと思いたいもん。(T_T)


★★★


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疲れた黄金の休日-その2


まだ、あったんだぁ~。


4日の日は厚岸のじいちゃんのところへ、さきが運転する車で行った。

そこから、ふくちゃんが希望するカニを送ったとか....もちろん、巨大なタラバ。(笑)


そして寒いのに、小さな漁船に乗って海の散歩。

ふくちゃんの母さんは酔ってゲロゲロカエルだったとか。(・・;)


店の生け簀の中に居る魚やカニに驚きながら大喜びのふくちゃん。

厚岸のじいちゃんに炭火焼きにしたり刺身にしたりでご馳走三昧。

ふくちゃんの母さん....厚岸のじいちゃんが勧めるままに、醉えば酔いで...と向かい酒。

意味が違うだろう。と、さきが言うけど熱燗でニコッ。うーん、この人、やっぱしのんべだ。(^^ゞ


ふくちゃん.....彩子に「熊の爪」をねだる。

彩子....作りためてあった15個ぐらいをあげた。

シカの角の首飾りも。(笑)


その夜に、キツネ狩りに挑戦....

彩子について、キツネの後ろから忍び寄って、シッポを掴む。

でも、ふくちゃんには掴めなかったけど貴重な体験だけは出来た。


-----------------------------------------


ふくちゃん、彩子に教わった「キツネ落とし」の罠で、この冬に二匹を退治したとか。

踏みしめた雪に杵(きね)で穴をあける。

すると穴の表面は凍ってツルツルになる。

その穴の底に肉の切れ端を枚落とす。


夜....キツネは穴の底の肉を取ろうと前足を差し込むけど届かない....だから、前足を延ばしながら身体を少し差し入れる。

ダメだ、もう少し.....と、してるうちにストンと身体が頭を下にして落ちてしまう。

もう身動きできない。脱出なんて無理・無理。

そんで、凍死してしまう。


雪国に、古くからある罠だけど、以外と知らない人が多い。

彩子はさきに教わった。

さきは、亡くなったじいちゃんから教わった。

そのじいちゃん....秋田の本家なのに三男に預けて北海道へやって来た。

その三男がふくちゃんの大きいじいちゃんになる。


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私が作った真っ赤なつなぎの作業服。

背中には
「酪農王国」の白抜きの文字が入る。

うちの子どもらが来ている。

二着.....ふくちゃん用に作った物をプレゼントした。

照れ笑いをしながら着替えると.....家中を走り回って喜んでいた。


傷んだり、小さくなったら、電話してね。すぐに作って送るから.....

すると、ふくちゃん、こっくりとうなずき....地酒を送るから....と、約束。(笑)

かわいいなぁ~。


父ちゃん(のりさん・私の夫)はそんな男の子のふくちゃんが可愛くてしょうがない。

おじさん・おじさん....と付いて来るふくちゃんを連れては牛舎で講義。(笑)

一生懸命、頭の中にメモしてたそうだ。


-------------------------------------------


あぁ~、疲れた。


今日は動くのに.....「よいしょ」と口から漏れてしまう。

そしてさ....子どもらを学校に送るのに父ちゃんに行ってもらった。

巨大モンスター(ジープ)で....子どもらは喜ぶけど、私は恥ずかしい。

一恵(さきの子)なんか、車に乗る.....じゃなくて、よじ登る....たよ。(笑)


★★★


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疲れた黄金の休日.....(⌒~⌒ι)


とにかく、疲れた黄金の休日でした。

前半は日常のバタバタ続き....中休みの休日は学校の送り迎えの再開。

そして中休みも最終日の夕方.....
旭川空港から電話が入った

なんと...
ふくちゃん親子(ふくちゃん・母さん)が北海道の大地を踏みしめているそうだ。


さぁ~、大変.....ふくちゃんが電話を受けた彩子に『そこに行くのに、これからどうすればいいの?』

彩子、
『えっ!』

その時間から迎えに走るには大事だから.....うーん、困った。

おっきいばあちゃんが時刻表を見ながら電話を握る彩子に....
「汽車で北見まで行け、迎えに行くから」

彩子がそのままを伝えた.....ヤキモキする私が電話を取り上げ、ふくちゃんの母さんと、お互いの行動を確認.....すぐに実行へ移る。

旭川駅まではタクシーで走れ!時間がないぞっ。


比較的手の空いてるさきが走ることに。(車でだよ)

そして、父ちゃん(私の夫)のでっかいモンスタージープで向かった。


---------------------------------------------


で、時間が経過。

ちゃんと晩ご飯を用意しておく。待っては居ないけど。(笑)

真っ暗になった外に車の明かりが見えた。

さきが秋田のふくちゃんたちを乗せて戻ってきた。(^^;)


おぉ~、やれやれ!


挨拶はともかく....ご飯を食べなさい。

おっきいばあちゃんが目をほそめる。

ふくちゃん、子どもらと大声で話しながら食べるから....そこら中にご飯粒が飛ぶ。(笑)

そして、子どもらはふくちゃんと再びお風呂。

ふくちゃんの母さんと....みんなと飲み始めた。

細身の小さい身体....綺麗と言うより可愛いお母さん。しかし、飲ませれば、どこまで入る?その身体。って感じ。

でも、その飲み方は楽しいよ。

ふくちゃんの父さんは....ぜんぜん飮めないのにね。(笑)


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次の日からは.....もう「嵐をよぶクレヨンふくちゃん」で暴れまくる。

私が思わず「お前、そんなにうるさかったか?」と聞いてしまうぐらい。

父ちゃんが牛舎に居れば、飛んで行って質問攻め。

ふくちゃんの母さんに言わせると....ふくちゃんの父さんより、牛の世話...一生懸命だと。

なんでかと言うとさ。

牛飼いを初めてから....出稼ぎがなくなり、父さん母さんがいつも一緒だから....だとか。

うんうん、そうかい。(T^T)


---------------------------------------------


5日のこどもの日は.....私ら家族とさき家族にふくちゃん親子を加えて旭山動物園に行きました。


すっごい人・人・人....これぞ黄金の休日の動物園って感じ。

私が「迷子になるなっ」と言えば....彩子が「母ちゃん、離れるなよっ」

私思わず「はいっ」なんて返事してしまって。(-_-メ;)


結局....彩子の提案で.....子どもら集団・大人の集団の二つに分かれる。

連絡は携帯で.....と、私の携帯が彩子に....私、彩子に「目的以外に使うなっ」


彩子・則子・一恵....そしてふくちゃんの4人が走って行っちゃった。

みどりは....ベビーカーに乗せられて....さきが。(笑)

新施設の北海道産動物舎の方へ。

私たちは、歩きながら.....父ちゃんとしんちゃん....わっ、缶ビール飲みながら。(--;)


某おっさんが来ると行っていた動物園....でも、携帯を持たないおっさんには連絡がつかないし。

それにこの人出では....見つけられないよ。(笑)

と、私たちが笑いながら話していると.....。場内アナウンスが聞えた....??


迷子のご案内を致します。〇〇からお越しの〇〇彩子ちゃんをお預かりしております。


なにぃ~....彩子が迷子だと。??殴ったやうか.....。

父ちゃんが笑いながら言うには....某おっちゃんに知らせる新手だとか。ほぉ~、なるほど。


で、某おっちゃんが現れたそうだ。

そんで、子どもら、お小遣いをせびって、目的を達成すると別れたとか.....(笑)

その後、私たちとは会えなかった。


--------------------------------------------


動物園を出ると科学館へ.....遊園地化した実験施設で遊びまくる。

そして博物館へ.....子ども向けイベント開催中。

大人はただただ子どもらに振り回される。

びっくりドンキーの前で叫ぶふくちゃん.....ハンバーグを食べたい。(笑)

はい、では、そうしましょう。

このびっくりドンキーの建物、二階が店内で一階は駐車場。

だから、さき....みどりを抱っこしてペビーカーはしんちゃんが持つ。(笑)

そのみどり....店内でおしめ交換のとき脱走。

私たちの横を下半身裸でヨチヨチとペンギン走行で駆けて行った。

そして追いかけるさき。(笑)


次に、巨大スーパー巡りへ.....子どもら、疲れてきたのか、行動が鈍った。

一恵、歩きながら寝ていしね。

晩ご飯は....ふくちゃん希望で回るお寿司屋さん.....(笑)

でも、子どもら、完全にダウン。

ほとんど食べられなかった....。

そのふくちゃん....口を動かしながらテーブルにゴンと倒れる。


お弁当を買い....車へ。

そして帰宅の途についた。


---------------------------------------------


6日はふくちゃん帰宅なのに映画へ。


クレヨンしんちゃんが観たい。どうしても観たい。と、ふくちゃんはゴネる。

秋田のふくちゃんのところから近くの映画館といったら....うちの子どもらより大変だ。(笑)

飛行機は夕方だし....うーん、何とかなるかぁ~。

ふくちゃん親子を送るのは私とさきと子どもら....みどりはお留守番。

よしゃ、早い時間の映画なら....十分に余裕はある。


まだ、真っ暗な牧場をでかけた。

みんなに、お土産をもらって.....。


映画は、彩子が引率。

私とさきとふくちゃんの母さんは外で待つことに。(アニメじゃ、寝てしまうだけだし)

と、某おっくゃんにばったりと出会う。

アイアンマン3を観に来たそうだ。

缶コーヒーを飲みながら雑談。

そして、劇場内へ消えた某おっちゃんなら、数分後、劇場内から出てきた子どもら。

そんじゃ、ご飯を食べて、近くのスーパーでお土産を見てたら時間だ。

空港へ飛ばした。


ロビーから、出発ロビーへ移動して行くふくちゃん親子。

手を振る子どもと私たち。

と、ふくちゃん、声を出して泣き崩れた。

ちょっとびっくり。


------------------------------------------------


空港の外で空を見えあげるとふくちゃん親子を乗せた飛行機が飛んで行った。

子どもら、恥じらいもなく大声で

「また、来いよぉ~」。


★★★


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黄金の休日....とは、なんぞや?


日常に過ごすわれわれ酪農農民は....家族やアベックが走り去る車を横目に沸き上がる感情を抑えてため息をつく。

学校の送り迎えの車....そんな私たちに手を上げて止める車。

男女....うーん、夫婦にしては若いなぁ~。

と、則子が「出来ちゃった何とかじゃない」

ムッとする男の子....(笑)

一言、則子にイヤミ.....すると一恵が「嫌な兄ちゃんだね。チンピラ?」

火に油を注いだ一恵....ムカつき怒りだす男の子。(まるでガキだよ)


彩子が「だから、なんなの?早く言ってよ。急ぐんだから」


男の子も「俺たちも急ぐんだ」

彩子が「なら、行っちゃったら?」

「道がわからんから聞いてるんだ」

一恵「うっそだぁ~....なんも聞いてないよ」

切れ気味になった男の子.....手を挙げるのか...コブシを握った。

と、則子が....「早くしたいんじゃないの」

一恵「なに?」

則子「種付け」(私にはウケた)

ついに男の子が切れた.....則子の殴ろうとしたとき....彩子が


「なにさらすんじゃ、なめんなよ」


すると、私たちの後ろから声が.....

「あねさん、さすがですね」

「なんじゃ、お前ら」と、吠える男の子。

振り向く私たちの目に飛び込んできたのは.....亡くなった札幌のその道のお方の奥さんと三人の怖い顔をしたおじさんたち。


あらあら....また、映画のシーン?(笑)


すると、男の子が「屈斜路湖と摩周湖へは、どう行けばいいんですか」あの勇ましい姿はどこにいっちゃったの?(笑)

彩子が教える.....と、頭を下げて行っちゃいました。


-----------------------------


彩子が強面(こわもて)のおじさんたちに「おっすっ。どうしたの?」

かなさんのその後が心配で来たらしい。

でも、強面のおじさんは.....「GWですよ」

「いいなぁ~、あやちゃんは学校だよ」と彩子が言えば

「しっかりと勉強しておかないと、私みたいになりますよ」という強面のおじさん....。

で、まきばへ行くそうだ。

でも、私たちは買い物があるからと....別れた。


-----------------------------


うーん、行き交う車の多いこと。

則子が「日曜日にさ、映画に連れてってくれるって、父ちゃん言ってたよ」

あらっ....私は知らない。

すると彩子が「動物園がいいなぁ~」

一恵「どっちもぉ~」


今年の黄金の休日は....ちょっとなぁ~。

急な出資が多かったし.....と、小言でいうと彩子が

「貸しちゃるか」だと....(--;)


黄金の休日の動物園は.....駐車場が無いよ。満車で。

映画館は.....人込みで、鳥ウイルスの感染が心配されるしなぁ~。

なんて言ってごまかしたけど.....子どもら、納得していないみたい。(^o^;)


-------------------------------


家に戻ると、強面のあねさんと強面のおじさん三人がどっかりと居間に座り込んでお喋りの最中。

かなさんと素子さん....めっちゃ緊張してる。

彩子が入って来ると、おじさんたちがそのあねさんの彩子に挨拶。

「あんたら、かねさん、いじめたら、あやちゃんが許さんからね」

ニタニタ笑うおじさんたち....。

緊張が解けた....。(笑)


彩子にとっては、強面でもみんな知った顔。

でもさ、彩子とこの人たちのことを知らない人が見たら....驚くだろうなっ。

その道のお偉いさんたちが小学生の彩子にペコペコとおべんちゃらなんて。

突然、彩子が....「今日は手ぶら?」

と、おっきいばあちゃんが彩子の頭をペシャッ。

慌てるように....亡くなったその道の奥さんが....車から降ろして来るようにおじさんたちに指示。

そして、持ってきたもの....子どもら三人に。(みどりはまだちょっとね)


紙包みをベリベリとして.....彩子が一言「やっぱし、こうなるんだぁ~」とややテンションが落ちる。

彩子と則子には、ノートやエンピツ....問題集などの学習セット。

一人喜ぶのは一恵....「わっ、すげぇ~」

一恵画伯用のクレヨンセットに大量の真っ白な画用紙.....。カレンダーの裏じゃないよ。(笑)


彩子「ピザ食べたいなぁ~」


あります.....ピザがドッサリ段ボール。(笑)

「これさ、チンするピザでしょう」とやや不満顔。

「今度は、ピザ屋を担いで来ますか」と笑ってごまかすおじさんたち。


------------------------------------


泊まっていけと言うおっきいばあちゃん....でも、阿寒湖にホテルを予約してあると....晩ご飯前には出て行った。

かなさんと素子さん....見えなくなるまで見送っていた。

昔風のその道のお方って....義理人情なんだねぇ~。


------------------------------------


晩ご飯の支度、彩子が何か始めた。

なんだぁ~....ゆで卵作りかぁ~。

この子が、流し(台所)に立つなんて....大地震よりびっくりもんだぁ~。

でも、ちょっとだけ....ニコッ。o(^_-)O


★★★ ( °~ °)


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雨になった.....(・・;)


ずっと曇りで....「降るぞ・降るぞ」と思ってたら、やっぱり雨になった。

しかもさ、気温が上がらないのに冷たい雨とは。(--;)


黄金の休日もカレンダー通りの休みなら、今日は休日の中休み。(休みが休みなんだわ)

だから、一般的な社会は平常通りに動いてることになる。

ここはいつも平常通りだけど。(笑)


で、子どもらの送り迎えも平常通り。

そろそろ、迎えに行くかぁ~。

と、腰が重たい。


一恵がパンダ号(ジムニー)のキーを持ち出し....素子さんにエンジンをかけてもらいヒーターを入れて待ってる。

うーん、時間にうるさいやっちゃっ。(^o^;)


雨の中....どこか気分が乗らないなぁ~。


しかも、シカがバシバシ出てるし....

つい最近、彩子と則子の迎えのあとの帰り道、雪解けの牧草地に群がるシカの群れが....

一恵が近づき弓で矢を放した。

その矢がシカのお尻にあたった。

チクッ....矢のさきには太めの針が付いている.....一恵の父ちゃんはしんちゃんが細工した。

シカとの距離が距離だけに...シカのお尻の厚い皮を貫通してチクッ!

痛かったんだろうね。飛び跳ねた。

で、一恵に向かってきた。怒ったんだろうね。


車(パンダ号)の前で見ていた彩子「ヤバッ」というと、車に積んである大鉈(父ちゃんが車の板バネで作った鉈)を手に一恵の応援に走った。

則子....パンダ号の屋根に取り付けてある槍(彩子のお手製)を下ろすのにモタモタ。

で、槍を手にして彩子の後を追う。

お前ら、ブッシュマンかぁ~。( ̄□ ̄;)!!


私?

携帯で家に連絡.....しんちゃん(一恵の父ちゃん)がライフルをもって走って来るそうだ。


彩子が鉈を手に走り....シカの群れに挑む。

すると、シカたち....彩子の顔を見るなりUターン。(笑)

でもさ、ダッシュを初めて一恵に向かったシカは急には止まれない。

彩子が叫ぶ「フセッ」

一恵....バタッと地べたに伏せる。

彩子、頭から転がるようにして鉈を振るいながらシカの横を転がり抜ける。

ガツッ!

鈍い音がした。

シカさんの前足の右から血が飛び散る。

ガサッと前に倒れ込むシカさん.....痛そう。


文章を読むほどかっこいいもんじゃないよ。

めっちゃくっちゃリアルな動作は野戰的。

立ち上がる一恵と彩子.....飛び散ったシカの血で.....わぁ~、汚ねぇ~なぁ~。

遅れて駆け付けた則子....彩子の「やれっ!」の怒鳴り声に従い。

走っていた勢いのまま倒れたシカの首にブスッ。


うちの女の子ども.....残酷だなぁ~。(^^ゞ


もしもだよ、北朝鮮や中国が北海道の内陸部へ進撃したとしたら....この子ら、ゲリラ戦で応戦するのだろうなっ。

彩子の口癖」やられたら、やり返す、ためらうな、殺せ」

則子と一恵.....「おぉ~」と応える。

あのなぁ~....(^^;; ヒヤアセ


で、ライフルを手に賭けつけたしんちゃん(一恵の父)が.....「終わったの?」

ピクピクしながら、首から血が吹き出すシカを見て「動脈切断かぁ~」

すると彩子が鉈を振り上げて....私が「彩子、なにすんの?」

「楽にしてやる」と彩子が言えば

しんちゃんが「俺がやるからあっちに行ってろ」

見るな....ということだけど、この子らは平気。私は気を失うよ。すでに吐きそうなのに。

ズドーン。

とどめの一発。

こんなの見た後に.....シカ肉の焼き肉を食える?


でも、その数日後....シカの焼き肉だった。(--;)


私は、豚と牛だけ食べてたよ。


ついに一恵が「おばちゃん、何してる?
ガソリンがもったいないよ」と、呼びに来た。(笑)

じゃ、行ってきます。


★★★


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