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北海道は道東の隅っこ。そこの牧場のお話。 母ちゃんと子どもらの物語。
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子どもらの踏ん張り奮闘記


父ちゃん(のりさん)が、朝の仕事中によろけて右足首を捻挫。

その日は、私とさきが駆け付けて交代して、父ちゃんを母屋へ帰した。

病院の診断の結果は.....比較的軽い。

急な冷え込みの寒さが身体を硬くして動きが鈍り、思わぬことが、事故になってしまう。


父ちゃんのケガは「労災」扱い。(笑)

おっきいばあちゃんが手配してくれた。

病院での扱いも違ってくるしね。

なんたって....タダ。(^^ゞ


比較的軽い....はずなのに、未だに通院中。?

まっ、本人曰く「俺、歳だしなっ」.....うーん、言えてるっ。(--;)


---------------------


驚くほど敏感に反応したのは子どもら。

その日の夕方は、彩子が父ちゃんの仕事を代わって見事にこなした。則子はその助手。

もち、父ちゃんは横で教えるけど.....口数は少ない。

毎日、父ちゃんの仕事を見ていれば....嫌でも覚えるって。(笑)


あっ、力仕事は無理だけどね。

牛の世話は.....次期戦力に充分なりえる。o(^_-)O


一恵は、彩子と則子が学校から戻るまで、しんばあちゃん(一恵の祖母)と二人で鶏舎の清掃などの鶏の世話をこなす。

いつもなら、彩子が先頭に.....一恵は金魚の糞だったのに。


敷き藁を抱えて外に出し、新しい敷き藁を敷いてやる。

その藁って.....鶏の糞や尿で臭いなんてもんじゃない。

それを嫌がりもせず抱きかかえて外へ出す。

生まれながらの酪農家。だね。(^^;)


外に出した敷き藁は....箱車でばあちゃん農園のたい肥置き場へ運ぶ。箱車は一輪車より少ない積載量。(笑)

二回目を終えたころ、見かねたさき(一恵の母)がショベルで運んだ。一回でお終い。(笑)重機の威力だね。


-------------------------------


今日の朝は、彩子が父ちゃんの仕事をすれば.....則子と一恵で鶏舎勤務。

さきが口癖の「高齢化」.....それの意味を子どもらが知れば、自分らが頑張らないと.....その自覚は、大人以上だ。

みんな....酪農大学へ行って.....即戦力になる男を見つけて婿にするのだそうだ。

あのなっ.....そんなこと、吹き込むなよ。(--;)

だれが吹き込むかって.....父ちゃん。w(☆o◎)w


今日も、一恵としんばあちゃんで鶏舎の清掃をすれば....一恵、亡くなった鶏を両手で引きずって彩子寺の前でナムナムして、生ゴミの大きな箱にポイっ。

再びナムナム。

絶対に、キツネなどには持っていかせない。

--彩子が小さいときは、丘の上の動物墓地に埋めたけど.....キツネが掘り返して墓地を荒らすから.....こんな処置になった--


丘の上から見える遠くの山々....白くなったなっ。

ここは、このところの数年・雪は少ないけど。おっきいばあちゃんは「今年は例年以上になるぞっ」と予測。

多少、雪が合ってもいいから、暖かい方がいいなぁ~。


-----------------------------------


昨日、ビニデンの新米を食べました。

やっぱし、新米だね。o(^o^)o!

美味かった。


一回分ずつ小分けして、働いてくれてる人たちに持って帰ってもらいました。

焚いたご飯じゃなくて「お米」。(笑)


★★

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みどりはみんなのおもちゃなの?


みどりは、しんちゃんとさきの次女....一恵の妹。

おっきいばあちゃんから見れば
ひ孫


まだ、泣くことと寝ることがお仕事のちゃんこいマスコット。

それはそれは、みなさんのおもちゃです。


笑うことを覚え、語りかける言葉に反応するよになって来ると....もう、みなさん夢中。

子どもらだって、楽しくってかまいます。


一恵、みどりの足をもって引きづり回したり、則子、おんぶして....ニコッ。

はい、いい顔してパチリ。

さきやしんばあちゃん(みどりの祖母)がお風呂に連れて行けば、子どもらがドドドッとついていきます。

泳げ、みどり.....は、さきに怒られて一回きりで先のばし。(笑)

さきが頭を洗ってる間に.....湯船に落として沈めたり.....。乱暴な扱い....でも、楽し。

則子も、一恵も....そうして育ったわけだし。(笑)


みどりのおしめの交換。

しんちゃん、みどりのお腹に口をつけてブルブル.....。

一恵も真似てブルブル。すると、みどりのおしっこ....シャー。(爆笑)


さきの目をかすめて、みどりを箱舎に乗せて外に連れ出す一恵。

怒られても怒られても.....

おっきいばあちゃんたちは、いいじゃないか。裸で連れ出すわけじゃないのだから....と、言うけど。

母とさきは.....うーん、わかる。


みんなみんな、楽しんでます。子育て。(笑)


何?お呼び?

牛舎で、何かあったみたい。


★★

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子どもらの夜遊び.....


夜も更けて、飲みの会もひと息し....そろそろ寝ますかぁ~。

すると、子どもらが完全防備(防寒着)で起きてきた。


なんだぁ~?


しんちゃん(一恵の父)の指導で子どもら各自が紙とレンズで作った天体望遠鏡を試すのだと。

自分の手作り天体望遠鏡を大事そうに抱えて、しんちゃんの後ろをゾロゾロと付いて丘の上の天文台へ行っちゃいました。

まっ、学校は二連休だからいいけど.....。


紙とレンズ....ちゃんと見えるんかい?


確かに地上のものは、多少大きくは見えたけど....どっかボケボケだった。(笑)

まっ、完成度というより、天体望遠鏡の仕組みを学べばいいわけだ。

じゃ、頑張れや....わたしゃ、寝る。


----------------------------


母屋に再び明かりが灯ったころ....子どもら三人としんちゃんは戻ってきた。

大成功と興奮している子どもら....。

星が見えた。

どんぐらい?(大きさ)と訪ねると.....「点」だと。


しんちゃんから再度、やってはいけないことの注意をうける。

「太陽を見てはいけません。目を焼いてしまう」

すると.....「んっ、わかってる」の返事。


「覗き見をしてはいけません」

すると彩子が「どこを?」

「他人の家」

「どこにある?」と則子が窓の外を見る。

と、一恵が「父ちゃん、見たことあるの?」

しんちゃん.....「俺が子どものときの家の回りは、こことおなじようなもんだったなぁ~」

多少の凹凸はあるものの比較的平野の大地が広がっていたそうだ。

だから、満天の夜空は.....宝石箱をひっくり返したような.....と、話しながら、子どもらを見て

「なんだ、寝ちゃってら」

座ったまま.....寝ていた。(爆笑)


それでも、鶏舎勤務の時間になると、バッと目を覚まして......出て行く。

さきがそんな子どもらに怒鳴る。

「みどりを連れて行ったらだめだよ」

みどりはがっちりしんばあちゃん(みどりの祖母)に抱っこされていた。(笑)


一恵がブツブツ....「仲間外れにしたらダメなのにね」

彩子「まっ、姉ちゃん(さきのこと)、そのうち飽きるから」そりゃ、ないべぇ~。(^0^*


箱車を引いて、替え歌を唄って....いつもと変わらぬ子どもら。

その横にはボス(樺太犬)とちび(アイヌ犬)。

今日の替え歌は?

でんでんむしむしかたつむり.....と唄ってました。

かえうたじゃないのかなは?


そんな子どもら、さっき戻ったようです。

おおきな声で「たらいまぁ~」

そしてドタドタドタ.....家の中を走り抜ける音がして......チーンと聞こえればご先祖様と商談成立でお供物ゲット。

おっきなあんまんを手にして現れると.....アッチアッチと食べてます。

ほっかほっかのあんまんが仏壇に?

一恵.....あっちあっちのときは引換券があるといいます。

てがこんでるなぁ~。


★★★

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「冷える夜の煮込みうどんに 秋を知る」

なんちゃっての晩ご飯。

準備はお昼から小麦粉コネコネの重労働から始まる。

一恵は、ビニール袋に入れられた生地を踏み踏みで頑張った。o(^_-)O


で、ちょっと寝かしてから.....挽き肉を作るときのような道具で麺にする。

ハンドルを回すのは一恵....うーんうーんと唸りながら....しっかりと麺になって出てくる。

でも、数分でダウンの一恵なら.....私とさきの出番でハンドルを回す。

汗だくで作業を終えたら、大釜で湯がく.....


そして、時間が来れば働いてくれてる人用には巨大な大鍋で煮込みうどん。

ドーンと野菜や油揚なんかが入る。

味は醤油味だけど....おっきいばあちゃんは味噌をちょっと隠し味で入れる。ほぉ~。メモ、¢(。。;)


最後に長ねぎを彩子がななめ切りのにしたものをドッサッと入れる。

さぁ~、食うぞっ!

家族用は別にあるのに.....子どもらは、この大鍋をみんなで食べるのがいいらしい。

ワイワイがやがやで食べる。

誰だぁ~、鷄の足を入れたのは.....!

則子でした。(笑)

美味しそうに食べてる。

一恵が一生懸命に探しているのは.....タコ。

タコウインナーを入れそうだ。

この大鍋に一個かい。(笑)

餅も入ってる.....って、餅は各自のお碗に入れてから汁を注ぐ。

でないと、大鍋で溶けてドロドロになってしまうから。(;^_^A


そんな、煮込みうどんを食べながら.....俳句の会が始まる。

亡くなった敏ちゃんが好きだったんだぁ~。


子どもらも、指を折りながら一句披露。

則子....「うどんスルスル
美味しいなぁ~」どこが5・7・5なんだよ。

箸忘れ 手で食べたら
火傷した.....彩子。うーん、なるほどって火傷!

火傷はしていなかったけど。σ(^◇^;)

ちっとまて その一本が
命取り.....一恵。お前また交通標語かい。(笑)


どっちかと言えば川柳だね。(笑)

でも、晩ご飯でこんなことするとこ.....あるの?


-------------------------


今日は雨で一日が始まった。

子どもらが鶏舎にご出勤までには止んだ。

で、気温はそんなに低くはなく.....薄着のまま行っちゃいました。


寒いだろうなぁ~......


さき、私に「みどり知らない?」


あぁ~、また、子どもら鶏舎へ連れて行ったなぁ~。(・・;)


★★★


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今日はちょっと暖かくて4度か。(笑)

廊下にある子どもらの段ボール製の寒暖計を見て.....ちょっとホッ。


今日の晩ご飯は「ざ・うどん」。

小麦粉コネコネから始まるから大変なんだ。

これだけの人数(働いてくれてる人も入れて)の玉うどんを買ってられないし、やっぱり、手作りしかない。(;^_^A

お昼過ぎからとりかかるぞっ。

と、気合いだけは入れておく。

一恵は手伝うと気合いマンマン。


風邪が流行しだした。

テレビでやってたなぁ~。

ウイルス性なんとか....教員を離れてから資料も来なくなり、なんだか完全に主婦だけ。

ネットで調べると.....うーん、難しくなったなぁ~。(・・;)


小さい子から大きいじいちゃん&ばあちゃんたち.....健康講座でも開くかぁ~。

ちょっと勉強して.....(笑)


おっきいばあちゃんだけでも予防注射してこようかなっ。


-------------------------


某おじさん、かなり重症らしい。

久美の報告だと....再び病院で出会ったらしい。

微熱、鼻水、関節の痛み.....加えてだるさ。

で、その服装の姿にびっくりだと。


完全冬モードで羽毛のジャケット?

汗かきながら......笑っちゃいけないけど笑っちゃうよ。


うっかり市販の風邪薬を飲むと、狭心症のためにもらってる薬の一部が無力になってしまうとか。

そうなると、風邪より恐ろしい心臓に直撃のダメージだもんね。

やっかいだぁ~。


久美と話し込んで、やや、気が紛れた様子だったとか。

一人の生活....寂しいさぁ~。

特に、病気で苦しいときは。


あの家族.....どうした?

私、殴ってやりたいよ。


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