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北海道は道東の隅っこ。そこの牧場のお話。 母ちゃんと子どもらの物語。
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で作るお汁粉


昨日、学校から戻って宿題を終わらせた彩子と則子が作業場で作業をするおっきいばあちゃんと一恵のところへ。

則子が「何してる?」と聞けば

薪ストーブの上に乗る大きな鍋の中に入れた大きなヘラをゆっくりとかき回す一恵が

「あんこ、あっためてる」

「わぁ~」と声を出した則子がスプーンでちょっとだけすくうと口へ。

「あっちちっ」と顔をしかめる。

そんな様子をストーブの前のさきのおさぼりソファーに寝っころがって見ていた私。

餅を用意していたおっきいばあちゃんが「火傷するよ」と注意。

彩子、小皿に移して食べ始めた....それを見ていた則子が

「そっか、そうすればいいんだ」

どんぶりに移して....私に怒られた。(笑)


そんなあんこの鍋の中に焼いた餅が入った。

で、餅の入ったお汁粉の完成。


朝から一恵がおっきいばあちゃんにねだっていたのは.....お汁粉が食べたい。

で、この餅のお汁粉が完成したわけだ。


お碗....に盛ってもらう子どもら。

美味しそうに食べ始める一恵が....彩子と則子に

「美味しいねぇ~」

と、おっきいばあちゃんが私に「食べないのか?」と聞く。

ムクッとソファーから起き上がると、おっきいばあちゃんが差し出すお碗を受け取った。

熱々のお汁粉を食べ始める。

おやつだね。そう言うと

一恵が「ホテチより美味しいね」

うーん、一恵の裏返し的な発言。

そろそろ、ポテチの我慢も限界に来たか。(^^;)


おっきいばあちゃんは餅抜きのお汁粉を食べる。

喉に詰まらせたらみんなに迷惑をかけるから....だそうだ。

でも、そのお汁粉だけと言うのも美味しいよ。(笑)

彩子、思い出したように母屋に走った。

お皿に盛ったカボチャを持って来て鍋の中に放り込んだ。

カボチャのお汁粉....のつもりだったのだろうけど

そのカボチャって、晩ご飯のおかずの天ぷらじゃないの。(--;)


私が彩子に「自分の責任で全部食べなさいよ」

ニコッとして食べると.....変な顔をする。

則子と一恵が食べて....彩子のお碗へ移しながら「姉ちゃん、やる」


しんばあちゃんとさきが作った晩ご飯の天ぷら....

子どもらは、丼にもってもらってタレをかけて天ぷら丼。

子どもらの隠し財産....タラバの足の身が天ぷらになって乗る。

私、ちょっとかじらせてもらったけど.....そう美味しいもんじゃないなっ。(笑)

やっぱり、小エビのかき揚げが一番美味しかった。


★★★


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彩子の山遊び


彩子が今まで使っていたスノーシュー(近代的なかんじき)が修理不能まで壊れた。

父ちゃん....バギー仲間の店(スポーツ店)から新しいスノーシューを送ってもらった。

それが、昨日の夕方にやって来た。(宅配で)

子供用なんてあるの?

無いだろうけど....小さ目の。


彩子がまだまだ、小さいときは、亡くなったじいちゃん(おっきいばあちゃんの夫)が作ってくれたかんじきだった。

そして、山遊びを教えてくれたのも亡くなったじいちゃん。

未だに、一人でワッセワッセと小動物を追う。

その姿.....
またぎだ。(^^ゞ


着るものは、今のものだけど、お尻には犬皮の尻当て、腰には太い皮ベルト....そして、さきからもらった鉈(ナタ)とドイツ土産の軍用水筒がぶら下がる。

頭は.....おっきいばあちゃんが亡くなったじいちゃんの帽子を縮めて作った帽子をかぶり。

背中にはザック。中には山歩きの七つ道具だとか。

シルバーコンパスと地図はもちろん、笛と発煙筒まで....で、望遠鏡(おっきいばあちゃんに買ってもらった小型だけどおもちゃじゃない)

腰のベルトには強力なパチンコが刺してあり、袋がぶら下がればその中には弾となるビー玉が入っている。

しんちゃん製。強力だよ。しんちゃんが放せばシカの頭に食い込む....キツネなら頭を割ってしまう。弾はチーンジャラジャラのパチンコの鉄玉。

彩子では重くてダメだからビー玉。


ストックを手にし、荒雪の中を呼吸を整えながら歩いていく。


則子が遊び相手になるまでの一人遊びだった。

おともは....亡くなった忠犬のマキ(アイヌ犬)。


これが幼児の遊びか?

当時はそう思ったけど.....ここには、遊ぶところなどないからね。


当時、可愛がっていたうさぎをキツネが食い殺して持っていく。

血だらけの雪の上に立ち泣きながら復讐を誓う。

そして作業場の奥で、モクモクと準備。

マキとちび(ちびは、まだここに居る、当時は若いあんちゃん犬)を従えてキツネの後を追う。

山側(大雪山方面)に行けば雪は多い。

ズボズボと埋まる。

マキとちびの首につかまって進む。

暗くなっても戻らず.....当時、学生だったさきたちを呼んだもんだ。


札幌からさきを初めとする学生4人が車で駆け付ける。

さきとしんちゃんとよっちゃんがスノーモービルで探す。

足跡発見、方角からすると.....通称、キツネの沢だっ。

さき、家から持ち出した亡くなったじいちゃんのライフルを手にショベルカーに乗り込む。

よっちゃん(今は志穂と結婚して道北の酪農家)はボーガンを手に、しんちゃんはパチンコ。


今、考えると、ゾォ~とするけど、思い出は楽しいね。

ボーガンで射抜かれたキツネ....まだ息がある。

さきが彩子に鉈を渡して「ヤレッ」

彩子....両手で鉈を持ち大きく振り上げると......キツネの首を目掛けて降り下ろす。

残酷なようだが....ひとおもいに殺してやる情けなのなのだと....当時のおっきいばあちゃんは語ったもんだ。


そんなこんなを思い出しながら、スノーシューを履いて喜ぶ彩子をみている。


則子と一恵が、宅配の箱の中から二つのスノーシューを出して父ちゃんに

「これは?」

父ちゃん「お前らの」

うんうん、父ちゃん、ちゃんと則子と一恵(さきの子)のも....o(^_-)O


箱の中に明細と請求書が入っている。

そして、父ちゃん、私によこす....「明日、振り込んでおいてくれ」

えっ、私の財布なの?

まじまじと明細に目を通す.....「うっそぉ~、こんなにするの?」

と、声には出さなかったけど.....思っちゃった。(^^;;
ヒヤアセ


★★★


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阿寒湖畔スキー場


昨日....予定していた子どもらを連れての一日スキー遠征に行きました。


この為におっきいばあちゃんが手配してくれた欠員要員を確保して仕事の穴埋めをしてくれて。

スキーには、子どもら三人(彩子・則子・一恵)

さきとしんちゃん、父ちゃん(のりさん)に私....の7人。


みどり(一恵の妹・0歳児)は、お留守番。

うーん、ばあちゃん連中のお相手かな?(笑)


さて、そのスキー場は「国設・阿寒湖畔スキー場」...読んで字のごとく....阿寒湖の湖畔にあります。


父ちゃんの、またまた買い代えたジープ系外車(バカデカイ軍用のような感じがするスタイル)としんちゃんが運転する小型トラックにスキーやそりなどの一式を積んでの二台で行きました。

お弁当類だって、凄い量。(笑)

現地で買い食いは高いからなぁ~。

保温ボックスの中に詰め込んで.....軍用ジープみたいな車に積んで。


ここからは近道して.....2時間少々。

意外と近いんですよ。


10時ごろにはゲレンデに到着。

それぞれがリフト一日券を購入.....うーん、出費がでかい。(^o^;)

一恵、お前も一日券か?

と、言っては、怒られます。(笑)


車の中で着替えて準備よし。

このスキー場、彩子と則子は毎度おなじみ。

冬期には何回か来るもんね。

一恵は二度目。

前年はそり専門だったけど....今年はスキーに挑戦。

何たって、
滑降の一恵というぐらいだから。(笑)


リフトで中間乗り場まで行き....先ずは全員が降ります。

初心者・中級者コースのレフトウインクを....行くゾォ~。


彩子・則子....うーん、うまい!

父ちゃんとしんちゃんは...さすがぁ~。

私だって、そこそこなんだぞっ。(笑)

さき、あんた.....スキーよりボードの方がいいんじゃない....と、いうまでもなく見事に転びまくってる。

下に下りたらスノーボードに代えると。


一恵....出ました.....目指せオリンピックの滑降!

装備だって、がっちりとした本格的なちゃんこいヘルメットにゴーグル。

グォァ~と滑降スタイルで飛ばす。

両脇を父ちゃんとしんちゃんがサポート。

実際は、その程度のスピード。(笑)


で、全員無事に滑って降りてきました。

真っ白なのはさき一人。(笑)


二度目.....父ちゃんとしんちゃんは上級コースのライトウイングに挑戦。

彩子とさきは....スノーボードに代えた。

スノーボードって

さきに言わせると、スノーボードの身体の動きはカヤックの操作と通じるものがあるとか。


そんじゃ、リフトに乗ります。

一恵は叫びます。「上にいきまぁ~す」ここでもやってるエレベーターガール・今どき居ないよ、そんなの。彩子の真似か。


では、二度目の挑戦。

一恵が滑降で飛び出します。

あのスピードで怖くないの?

止まるのは.....お尻で転ぶ。(笑)

うーん、確実かも。


サポートは、母親のさき....ボードに乗れば、わぁ~、うまい!怖いもの無し。

と、則子と私が続きます。

則子のターンは教科書のようなターン。(笑)

私は....曲がればいいや方ターン。


と、その横を、もたもたしていた彩子がスノーボードで抜け行きます。

わぁ~、いつのまに....そのセクシーな動きに。バカウマ....(笑)

そんなこんなで午前中を過ごせばお昼のお弁当。


ジープ系の車の中で食べます。

座席....二列はまともだけど、その後の後部座席は....電車の座席みたい。

彩子がいうには、一部軍用仕上げを残してるんだ....とか。

お尻が痛いよ。

でも、お昼を食べるだけだから.....。


しかし、やっぱし気になるレストハウス。

父ちゃんとしんちゃんが子どもらに「行くか?」

行かない....なんていう訳ないでしょう。

大はしゃぎで行っちゃいました。

私とさきは、後片付けをしてから.....追いかけます。

レストハウスに行けば.....みんな、ライスカレーを食べてました。

その前にある大量のタコ焼きは?


まっ、父ちゃんとしんちゃんのお財布だから....好きにせい。(^^ゞ


午後からは子どもらに付き合って「キッズパーク」

いゃぁ~、お尻が痛くなりました。

父ちゃん、さき....は、しばし付き合えば....上級者コースへ行っちゃいました。

私としんちゃんは、ひたすら、子どもらに付き合います。


再び、ゲレンデに出ます。

そして、やや難しいテクニックに挑戦。

子どもら、現地生産なら.....雪と親しむ素手を身体で知ってるんだね。

私、札幌生まれの札幌育ち.....どこか浮いてしまう二児の母。(笑)


さき、あんた、一恵をほっぽってボードかい。(--;)


と、まぁ~、楽しんだ後.....温泉街に出て、おっきいばあちゃんの知り合いのホテルでお風呂。

さきが怒鳴ります。

「一恵、湯の中で寝るなっ」

みんな疲れたもんね。


帰り.....ジープの運転は私、トラックの運転はさき.....父ちゃんとしんちゃん.....ビールを飲んでました。(--;)


 


★★★


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子どもらの探検ごっこ


冬休みが終わったと思ったらすぐに二連休。

久々....ばんま(農耕馬)に馬橇を引かせて探検ごっこ。


手綱を握るのは彩子と一恵が交代で...則子はお弁当係。

三人の女の子で、一番、女の子らしいのが則子。

彩子(私の子)と一恵(さきの子)は長女同士で、性格はなんとなく似てる。

二人を知らしない人がみたら男の子に見えるでしょうね。(笑)

毛布の入った段ボールの中に子ブタ三匹を入れて連れて行きました。

みどり(一恵の妹で0歳児)は、さき(緑の母)の許可が出ずにお留守番。(笑)


どこへ行ったのか?

ワン公ども....ちび、カムイ(ともにアイヌ犬)、ボス(樺太犬)、ロッキー(ハスキー犬)を従えて...

ポニーのぼん子とぼん太も馬橇の後ろをついていきます。

おなじみの牧場内の業務用無線が携帯電話に代わって小型化....だから失くしたり壊したりするけど。

一恵の首からぶら下がるのはデジカメ....デジカメごっこ用のデジカメ。つまり、壊れたデジカメ。(笑)


あっ、子ブタの名前が決まりました。

彩子が選んだ子ブタは「だいこ」

則子が選んだ子ブタは「ちゅうこ」

一恵が選んだ子ブタは「ちいこ」

みんな....メス豚です。


名前のヒントは....三匹の子ブタのお話から。

歴代の豚の名前よりいいか。


★★★★★


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今日のしばれ(冷え込み)


今日のしばれは...彩子と則子を学校へ送っていくときが氷点下28度と一番きつかった。

車のタイヤが雪を踏みしめるときに「ギュギュギュッ」と音が出る。

冷え込んでいる日の音だ。

パンダ号の中はヒーターがガンガン。

子どもら三人.....彩子・則子・一恵、そして私の熱気が窓をくもらせる。

助手席に座る一恵に、後ろに居る則子が

「エアコン入れるといいよ」と言えば

一恵が「それ入れたらガソリン食うとおばちゃん怒るよ」

「そうなの?」

と、彩子が「母ちゃん、ケチだから」

うぉぉ....なんちゅう会話だ。(--;)


ハブのお寺へ着いた。

お寺のばあちゃん(住職さんの奥さん)が「寒いからそのまま学校へ行け」

お言葉に甘えて車のまま学校へ.....ちょっと早かった。(笑)

一番乗り!と、彩子と則子が校舎の中へ消えた。


今日、行って、明日から二連休。

これも、来年度でお終いかも....

ゆとり教育が間違っていたとは言わないけど....学力低下と地域の学差を招いたことだけは確かだ。

そのニュースが流れにるとテレビの画面に向かってブツブツと反論する彩子と則子。


消費税増税に弱者救済として現金給付になるらしい。

子どもら....もらえるものと思っているよ。(^^;

納税の義務のない子どもからも取る税。

幾重にも課税された商品化にもまるごと消費税を課せる。

法律で禁止されているのになぁ~。


再来年あたりから、納税に消費税が上乗せされる。


そうなるかも.....。(--;)


一恵、作業場で洗濯する私の前にワン公たちと子ブタたちを従えてやって来た。

さきのおさぼりソファーに寝っころがって、数週間遅れの週刊誌を読んでると....

一恵、読んでる週刊誌を引き下げて、私の顔のところに一恵の顔を近づけると

「おばちゃん、やる」

と....よこしたのは、某週刊誌の最新版。

昨日の晩ご飯前にさきじいちゃんと子ブタをもらいに走ったときに買ってもらったとか。

おぉ~~~、ありがとう。ヽ(´▽`)/

思わず、一恵にチョッ。(笑)


その子ブタ.....なんと三匹。

養豚場のご主人、おっきいばあちゃんや亡くなったじいちゃんには、言葉では言い尽くせないほどお世話になったそうだ。

子どもらに、「どれでも好きなのを連れてけ.....」というと

子どもらは目の色をかえて物色。

それぞれに抱えて....一匹にしぼれない....と、ご主人が

「みんな連れてけ....食うなよ」

則子が「んっ、母ちゃんにちゃんというから」。あのなっ....(-_-メ;)


連れてきたときは....正直臭かった。

作業場内の洗車場でゴシゴシの子ブタの洗濯。

何度も、何度も、臭いが消えるまで....

そしてリンスまで。(^o^;)


名前は、まだ、ないけど....どうなるのか。(笑)


さすがに三匹は....じゃまくさい。

まだ小さすぎるから母屋の中を走り回る。

夜は事務用品のない事務室に出すことを条件に....。

そこにはボス(樺太犬)とロッキー(ハスキー犬)が居るから....

昨日はボスにくっついて寝ていた。


★★★


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