[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
晩ご飯はテレビのニュースの時間帯。
よほどのことがない限り、子どもらは黙ってニュースを流している。
今日は北海道放送のニュースでした。
晩ご飯も終わり飲みの会になったあたり....突然、子どもらが騒ぎだした。メモメモメモ....鉛筆、紙。
私は流し(台所)で洗い物の真っ最中。
なんだぁ~....?
と、振り向き、テレビの前に座り込んでメモを録る彩子....デジカメで画面を撮る一恵....の姿が目に入った。
??
そして、次の瞬間、理解が出来た....わっ!
なんじゃっ、それぇ~。
何と、親が子どもにプレゼントする平均的な金額を報じている。
今年は...お一人様....6●●●円....六千となんがしら.....だってぇ~。
あのなぁ~、おかしなことを報じるなよっ。(--;)
て...ことはだよ、ここでは×5になっちゃうんだよ。(O.O;)
----------------
今日のお昼過ぎ、交代で投票を済ませた。
期日前投票ってやつ。
女性....男性に別れて....女性は買い物もあるから。男ども一緒を嫌がるんだ。(笑)
記入しているとき...もっちゃんが私に「誰にする?」と、覗き込んだ。
で、私は「〇〇」と答えてると....係の人に注意されたよ。
一恵とみどりは入り口で待機。係の若い女子をかまって遊んでいた。
みらいは初めて投票する多恵ちゃんが抱っこして....
でさ、投票用紙に記入するとき、みらいを床に置くかぁ~。(;^_^A
係の若いお兄ちゃん、大慌てで抱き上げて....泣き叫ぶみらいを....よしよし。
あせったよ。
投票率を高めたいならベビーベットやお子さまコーナーを設けないとダメだね。
公務員は....民間企業を見習え。お前ら、高給取りだろう。それ、税金なんだからなっ。
一恵とみどりは、しっかりと...ポケットティシュに風船をもらってました。(笑)
★★★
玄関の前の子どもらの寒暖計では....氷点下18.5度を記録。
台所の横の壁にある段ボール製の寒暖計のメモリをセットする。
私らは、外に行かなくてもそれを見れば外気の冷え込みが分かる。
みらいを抱っこして起きてきた多恵ちゃん.....その寒暖計を見てショックのようす。
と、一恵が、多恵ちゃんのお尻にハイタッチして「泣くなよっ」
先手をとられて泣けない多恵ちゃん....やっぱり、ガキだぁ~。(爆笑)
完全防寒の防備を着込んだ子どもらが外へ出かける。鶏舎勤務の卵集め。
体育館のような鶏舎の中で放し飼いだから、卵はそこら中の敷き藁の上に落とす。
だから、見つけて回収するのが大変なんだ。
息が詰まるような....臭いの中での作業だからね。
その鶏舎の中....意外と暖かだよ。鶏たちの発する体温で....。
みどりだけがヘルメット(おもちゃのプラスチック製)にゴーグル。目を突っ付かれたらヤバいから。
歴代の子どもらの装備だった。
いまじゃ、一恵も卒業.....向かってくる鶏を蹴飛ばして撃退させる。
まっ、鶏達との戦争ごっこだけど。
今日、多恵ちゃん卵集めに行くはずだったけど、あまりの寒さに中止。
ストーブの前で、みらいに乳をあたえていました。
それから、おっきいばあちゃんにみらいを預けると....流し(台所)へ来て私ともっちゃんの手伝い。
朝ご飯の支度だよ。
たらいまぁ~.....の子どもらの声が聞こえて....ドタドタドタと廊下を走り抜けていく音がする。
御供物と生卵を交換する朝の儀式だね。
私が多恵ちゃんに「みらいが歩けるようになったら....参加だね」
「そうなんですか?」
「一恵やみどりは.....ハイハイするようになったら、箱車に乗せられて連れて行かれたわ」
驚く多恵ちゃんに「子どもは子ども同士が一番なんだよ」
今日の御供物は.....熱々の蒸かしいも....さつまいもだよ。
うーん、美味しそうだ。
手足をばたつかせるみらいを囲んで食べてました。かまいながら....
作業場....冷え込んだぁ~.....もろに氷点下18.5度が直撃。
一日中燃えてる廃油ストーブだけじゃ.....温めきれないよ。
薪ストーブ全開.....着込んで水仕事の洗濯。
冬にやる仕事じゃないよ。(--;)
子どもら、作業場へやって来て....プラスチックのそりを出し...引きずって丘の方へ行っちゃいました。母家で見ていた多恵ちゃんがやって来て「あの子らどこへ行くの?」
もっちゃんが「枯れた牧草の上を滑り降りるんだよ」
私が、プラスチックのそりを渡して「いっといでっ」というと
「んっ」と言って走っていきました。
私が「走って行くかぁ~....若いなっ」
「同感」と数週間遅れの週刊誌を手にソファーに寝っころぶもっちゃん。
あの子を見てると....年を感じるね。と、納得したように二人で口にしながら....洗い物を乾した。
さっ、お昼準備だぁ~。
★★★
あっ、久美ですけど.....朝一番、明るくなってから....ご主人の入院する町へ向けて帰って来ました。
ブツブツ言いながら。(笑)
なにをしてんじゃっ?と、作業場のシャッター腰に外を見ると、一恵、リコ(農耕馬)に馬橇を引かせてばんばの訓練。
一恵がリコを訓練をしてるのか、リコが一恵を訓練してるのか。(笑)
まだ、若いリコ....在りし日のばんま(農耕馬・死んじゃった)より力強い。
馬橇に乗ってる一恵がちゃんこ過ぎるけど。(笑)
父ちゃん(のりさん・私の夫)としんちゃん(一恵の父でさきの夫)が見守る。
その顔はにたけてる。
側で見ているみどり....一呼吸おくリコの引く橇に飛び乗った。
まっ、重さじゃ変わらんね。V(^0^)
彩子が、一恵に色々とアドバイス。
「分かった」と再び手綱を握る。
そんなことを見ている私の後ろから、則子の声がして振り返ると....手にしたクッキーを差し出して味見しろという。
おぉ~、一人で焼いたのかぁ~、どれどれ....うーん、うまいよ、小麦粉の味がする。
そういうと、則子、怒って母家へ戻っていった。
もっちゃんが「小麦粉の味はないべぇ~」と笑う。
でも、小麦粉の味しかしなかったもんなっ。(・・;)
作業場の洗濯が終わって母家へ戻り、流しで頑張る則子と静ばちゃん(則子の祖母で私の母)を見ながら、アドバイスを....がまんして飲み込む。
美味しくなくてもいいから、自分の味をだしてごらん。先ずは、そこからだ。頑張れ。
と、心の中でつぶやいた。
ガャーン!
すさまじい音がした。
窓にかじりつき外を見ると.....多恵ちゃん、四輪バイクで旧作業場に突っ込んだ。(笑)
ケガはなさそうだけど....まぁ~、威勢のいいことで....この寒さの中でさ。
お前、子育て...とうした?と、言いたいけど言わない。寒いよなんてメソメソするより、暴れてる方がいいからね。とは言っても...子育ては?
おっきいばあちゃんを初めとするばあちゃん連中に預けて....まぁ~...いい気なもんだ。
そのはあちゃん連中....みらいを自由にする楽しみはこたえられんのだろうね。(^^ゞ
私....小言をいうとしたら....「その四輪バイク、私のなんだせど」
多恵ちゃん、車の免許はない。
免許がないから運転は出来ないというものじゃないよね。
起用に....ナンバーのない作業用のジープを運転する。めちゃめちゃ乱暴だけど。
と、一恵が....「ねっ、やらしてやらして」と....いつもの注文が炸裂する。
晩ご飯も終わって飲みの会の真っ最中。
厚岸のじいちゃんのサービス品....生鮭まるごと一本。
すっごく立派な鮭....タダでもらっちゃう働いてくれてる人たちの財布は緩む。(笑)
そんなもんださ....。
子どもらには、いつものくずトバ。
飲みの会用に....舟盛りを作ってくれた。
厚岸のじいちゃんに、ふくちゃんから来たキリタンポをおすそ分けした。
その厚岸のじんちゃん、今夜はここへ泊まる。
明日、さきが送っていくそうだ。
運転してきた若い兄ちゃん、かえっちゃったしね。(笑)
そんなこんなで楽しんでいるとき.....久美がやって来た。
またまた、雪が嫌で来ちゃたそう。アホかこいつ。
旦那わっ?
入院しちゃったそうです。
おっきいばあちゃん「今夜は遅いから泊まるとしても、明日の朝のうちに帰りなさい」と、きつ~い一言。
久美...部屋の隅で...さきとヒソヒソ。
さきのため息。
何の話か、察しはつくけど。
★★★★0
昨日の夕方、暗くなってからだった。
久美(さきの幼なじみ)から連絡があった。さき...久美と長話をして電話を切った。
それから、一人で実験プラントに行ったまま、晩ご飯にも戻って来なかった。
一恵が呼びに行ったけど....返事がなかったそうだ。
晩ご飯が終わって飲みの会になった。
私ともっちゃん(素子さん)と多恵ちゃんは流し(台所)に立って洗い物を始めていた。
さきが戻って来た。
おっきいばあちゃん、さきじいちゃん(さきの父)と三人で話を始めた。
おっきいばあちゃんがお風呂に立つと....多恵ちゃんがみらい(多恵茶の娘)を抱っこしてお風呂へ。
子どもらもおっきいばあちゃんの後を負ってお風呂へ....。
私ともっちゃんは飲みの会の席についたけど....さきじいちゃんに呼ばれた。
で、さきが久美から受けた電話の内容を聞かされた。
おじさんの右目...失明するかもしれない状態だと。
眼底出血.....
原因は、あの事故の後遺症を病院の検査室は口にしたけど眼科の医者は高血圧としてしまう。
派遣医....あの事故も事情も、そのときに眼科で検査した内容も知らない。カルテをみようともしない。
さきじいちゃん、おじさんに「派遣医ばかりの市立病院ではダメだ。労災と相談し確かな病院に移れ」と言うそうだ。
その場限りの派遣医なら責任はない。
病院はその場の治療だけで逃げる。
あの町....現市長に問題がある。とは久美とそのご主人が力説する。
私もそう思う。
さき、直接、電話をしたけど出ない。
出たくないのだろうと久美は語ったという。
だろうなっ。
仕事中の事故で....なのに新聞社は切り捨てた。
その後は知らん顔....新聞社はきれいごとを紙面に書くがやることはやくざまがいだ。
と、さきは吐き捨てた。
どうなるのだろうね。
三カ月も入院中....胸の苦しみを訴えてきたのに何の処置も診察もしなかった。
自力で退院し他の病院へ走ったら、心筋梗塞でそのまま緊急手術。
信じられる?
---------------
昨日、初めて選挙らしいものが届いた。
ある候補者からのはがき.....なぜか、私のがない。(笑)
選挙の車...カー....一度も目にしていない。
目にするのは、選挙ポスターだけ。
立ち止まって読んでる人を.....見たことは一度もない。
投票日って、いつだっけ?
投票所入場券なるもの.....きてたって?
----------------
急に冷え込んだこの冬。
寒い・寒い.....で、昨日から今日にかけて氷点下15度を下回った。
来たぞっ来たぞっ....これがこの町の冬よ。冬将軍よ。ワッハハハハハハ。
なんて笑ってはいられない。
だって、マジ寒いもん。
雪がちびっとだけどチラついた。
窓の外を見ながら....ブルブルと震えるが、子どもらは歓声をあげて喜んでいる。
やめてよぉ~。
★★★
氷点下13度を下回った。
更に明日にかけても下がりそうだ。
連チャンの真冬日.....やっと、内陸部のおっちゃんのところを超えた。
これが、この街よ....ラーメンが凍る街。(^O^)g
多恵ちゃん....涙目で私に語った。
「家の中はあったかだけど外...そんなに寒いの?これからずっと春まで?」
泣くなっ、これが現実よ。
心ないやつが....チクチクと刺す冷やかな陰口より、ここの寒さの方が自然であったかいぞっ。
耐えられる....何たって、牛たちは耐えてる。
すると、多恵ちゃんが「牛って、寒さに強いんでしょう」
うーん、誰の入れ知恵だ?
まっ、そりゃ、そうだけど、あの子どもらだって平気で外で遊ぶぞっ。と、いうと....
あの子ら、原人の子みたい....だって。ムカッ。(現地生産型だけど原人じゃない)
おっきいばあちゃんが聞いてて笑う。
正月が過ぎる当たりには、子どもらと一緒に坂を滑り下りてるさ。だと。
かもね。
そして、さきに「モービル、教えてやれ、何か冬の楽しみが出来れば、泣くことは無くなる」だと。
んっ、私も、この冬にモービルに乗るぞっ。<(`^´)>どーん
あぁ~、寒い.....漬け物とりに納屋に行ったら.....カチンカチンだった。(--;)。
おっきいばあちゃん、少し、母家の物置に移そう....と、言いながら、今年は漬け物が凍るの早いなっ。
多恵ちゃん、おっきいばあちゃんに、外の動物たちで凍っちゃうのいるの?と、変なこと聞いてる。
熊は寒くなって雪がふると山でひと冬...凍る前に寝ちゃう。多恵、お前も寝ちゃうか?
ニコッとする多恵ちゃん....やっと、多恵ちゃんの顔に笑う余裕が出てきたらしい。
とにかく急に冷え込んだもんね。
窓の外....見えるのは、箱車を引きながら鶏舎の敷き藁を運ぶ一恵とみとりの姿。
おっきいばあちゃん....多恵ちゃんに「手伝ってやれっ」
多恵ちゃん「んっ」と口にすると身支度を整えて....出ていった。
少しずつ、少しずつ....この土地の人になっていくんだよ。
頑張れ、多恵ちゃん。あんたの子....みらいは現地生産型なんだから.....あんたは、その母だ。
あっ...もっちゃん、そのワイン....まだ飲めないよ。(秋に収穫した山ぶどう)
★★★